特許
J-GLOBAL ID:200903015454455137

プラスチック成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-034631
公開番号(公開出願番号):特開平9-226014
出願日: 1996年02月22日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 キャビティ内に挿入した樹脂に内圧が生じても、複雑でコスト高となる金型締め付け機構を用いず、成形品にバリが発生するのを防ぐ。【解決手段】 上型1と下型2を、型締め方向Fと直角な方向に分離して分離金型とする。分離金型の上型1,下型2と成形機等のダイプレート7との間に、分離金型の熱膨張率よりも大きい熱膨張率の材料により、隙間がキャビティ4と重ならないように分離した分割プレート31,32を、中心Aが分離金型の側壁に位置するように設ける。キャビティ4内のプラスチック母材5を型締めすると外側矢印a方向に広がる力が発生するがこの力に対向する熱膨張差による内側b方向の力により、プラスチック母材5にバリが生ずるのを防ぐ。
請求項(抜粋):
予め射出成形により略最終形状のプラスチック母材に加工した後、該プラスチック母材を、少なくとも1つ以上の鏡面を有するキャビティが少なくとも1つ以上備えられた一対の金型に挿入し、前記プラスチック母材を、該プラスチック母材のガラス転移温度以上に加熱溶融して樹脂内圧を発生させた後、徐冷して前記キャビティ内の鏡面を該プラスチック母材に転写させるプラスチック成形装置において、前記一対の各々の金型を当接させ、該金型を型締めする型締め方向に対し直角な方向に複数の金型部材に分離して配列した分離金型とし、該分離金型と該分離金型を装着するプレス機もしくは成形機のダイプレートとの間に、前記分離金型の構成部材の熱膨張率よりも大きな熱膨張率の部材で構成されたプレートを設け、該プレートは前記分離金型が樹脂内圧により外側に移動する方向の数に分割され、分割された各々の分割プレートの中心位置が前記分離金型のキャビティより外側であることを特徴とするプラスチック成形装置。
IPC (6件):
B29C 71/02 ,  B29C 33/38 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/33 ,  B29C 69/00 ,  B29L 11:00
FI (5件):
B29C 71/02 ,  B29C 33/38 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/33 ,  B29C 69/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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