特許
J-GLOBAL ID:200903015468771562

蒸発燃料処理装置付エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-066304
公開番号(公開出願番号):特開平8-261039
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】キャニスタパージのオン・オフ制御に伴う空燃比変動の発生を抑制し、排気性状の悪化を回避する。【構成】パージカットバルブを閉制御してキャニスタパージをカットするときに、空燃比フィードバック補正係数ALPHA を、予め設定された初期値EVALP#にまでステップ変化させて、パージカットに伴う空燃比のリーン化に対応する。また、パージカットバルブを開制御してキャニスタパージを再開するときには、カット直前の補正係数ALPHA の値EALPHAに基づいて設定した初期値EALPHA×KEVAL#(KEVAL#は定数)にまで補正係数ALPHA をステップ変化させて、パージ再開に伴う空燃比のリッチ化に対応する。
請求項(抜粋):
燃料タンク内の蒸発燃料を吸着捕集する吸着手段を備え、該吸着手段に吸着捕集された蒸発燃料をエンジンの吸入負圧によって新気と共にエンジンの吸気系に脱離吸引させて処理するよう構成された蒸発燃料処理装置を備えたエンジンにおいて、エンジン吸入混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、該空燃比検出手段で検出される空燃比を目標空燃比に近づける方向に、エンジンへの燃料供給量を補正するための空燃比フィードバック補正値を設定する空燃比フィードバック補正手段と、前記蒸発燃料の脱離吸引中に蒸発燃料のカット要求が発生したときに、該カット要求発生直前の空燃比フィードバック補正値を記憶する補正値記憶手段と、前記蒸発燃料のカット要求発生時に、予め設定された初期値に前記空燃比フィードバック補正値をステップ変化させて、該初期値に基づいて前記空燃比フィードバック補正値による空燃比フィードバック補正値の設定を行わせるカット要求発生時初期設定手段と、前記蒸発燃料の脱離吸引が再開されるときに、前記補正値記憶手段に記憶された空燃比フィードバック補正値に基づき設定された初期値に前記空燃比フィードバック補正値をステップ変化させて、該初期値に基づいて前記空燃比フィードバック補正値による空燃比フィードバック補正値の設定を行わせる再開時初期設定手段と、を含んで構成されることを特徴とする蒸発燃料処理装置付エンジンの空燃比制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 45/00 330 ,  F02M 25/08 301
FI (4件):
F02D 41/14 310 C ,  F02D 41/14 310 L ,  F02D 45/00 330 ,  F02M 25/08 301 J
引用特許:
審査官引用 (2件)

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