特許
J-GLOBAL ID:200903015516157219

試験片を用いる分析における試薬部の認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 久喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-166662
公開番号(公開出願番号):特開2000-356597
出願日: 1999年06月14日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】【課題】 厚みのある試験部を備えた試験片を用いて流体試料中の成分濃度を、カラーイメージセンサを用いて測定する場合において、試薬部の個数や位置を確実に認識する。【解決手段】 主光源による試薬部を含む試験片の反射光像をイメージセンサ上に撮像し、得られる複数の色信号から試薬部に於ける測定波長毎の反射光量と反射率を求め、検量線に基づいて各成分濃度を算出するとともに、試験片の先端方向から斜めに照射する補助光源による試験片の像を同じくカラーイメージセンサ上に撮像し、得られた画像の明度の変化から試薬部の影の位置を検索して試験片上の試薬部の位置及び個数を認識する。
請求項(抜粋):
試料中の成分濃度を、試験片に設けた厚みのある試薬部の呈色の度合によって定性的或いは定量的に測定するものであって、試験片、ことに試薬部部分を均等に照明する主光源による試験片の像を、カラーイメージセンサ上に撮像し、得られる複数の色信号から試薬部における測定波長毎の反射光量及び反射率を求め、該反射率から検量線に基づいて各成分濃度を算出する場合において、主光源を常時照射とするとともに、主光源とは別に試験片の先端方向から斜めに照射する補助光源を設けて照射、非照射を交互に行わせて補助光源による試験片の像を同じくカラーイメージセンサ上に撮像し、補助光源照射時の像を撮像した場合の反射光量から、補助光源非照射の像を撮像した場合の反射光量を減算したものを補助光源による像とし、得られた画像の明度の変化から試薬部の影の位置を検索して試験片上の試薬部の位置及び個数を認識することを特徴とする、試験片を用いる分析における試薬部の認識方法。
Fターム (9件):
2G054AA07 ,  2G054CE01 ,  2G054EA05 ,  2G054EA06 ,  2G054FA17 ,  2G054FA32 ,  2G054FB02 ,  2G054GB10 ,  2G054GE06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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