特許
J-GLOBAL ID:200903015592007803

検波回路及び利得変動検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-250582
公開番号(公開出願番号):特開2000-022447
出願日: 1998年09月04日
公開日(公表日): 2000年01月21日
要約:
【要約】【課題】 検波出力電圧が波数、変調の有無、変調方式等に依存せず、広い温度範囲で動作が安定で、検波効率が良く、簡単な回路及び安価な部品で実現できる検波回路を提供する。【解決手段】 検波ダイオードD1と同一の検波特性を有する温度補償用検波ダイオードD2を、信号入力端RFINからみて並列になるよう接続し、ダイオードD1及びD2を、互いに同一の抵抗値及び温度特性を有する抵抗R1及びR2を用いて同一のバイアス電流にて順方向バイアスする。演算増幅器ICにより温度補償を施す。
請求項(抜粋):
いずれも比較的低レベルであり相異なる周波数を有する複数の信号を同時に入力し、入力した信号を検波ダイオードに印加して自乗検波する検波回路において、上記検波ダイオードと同一の検波特性を有し信号入力端からみて上記検波ダイオードと並列に接続されている温度補償用検波ダイオードと、それぞれ上記検波ダイオード及び上記温度補償用検波ダイオードのいずれかに対応して設けられ、互いに同一の抵抗値及び温度特性を有し、バイアス電源から印加されるバイアス電圧を直流の順方向バイアス電流に変換し、これによって得た同一値の順方向バイアス電流を上記検波ダイオード及び上記温度補償用検波ダイオードのうち対応するダイオードに流す2個の電流変換抵抗と、温度変化に伴い上記温度補償用検波ダイオードの順方向電圧が上昇したときに上記検波ダイオード及び上記温度補償用検波ダイオードの信号入力端側接続点の電位を低下させ低下したときに上昇させる温度補償回路と、を備え、上記検波ダイオードに対応する電流変換抵抗にて上記検波ダイオードを順方向バイアスすることにより、上記検波ダイオードの検波効率を上昇させると共に、上記温度補償用検波ダイオード、これに対応する電流変換抵抗及び上記温度補償回路にて形成される定電流回路によって、上記検波ダイオードの順方向バイアス電流を温度によらず定電流化したことを特徴とする検波回路。
IPC (2件):
H03D 1/10 ,  H03G 3/30
FI (2件):
H03D 1/10 A ,  H03G 3/30 C
Fターム (8件):
5J100JA01 ,  5J100JA09 ,  5J100KA01 ,  5J100LA00 ,  5J100LA02 ,  5J100LA09 ,  5J100QA02 ,  5J100QA05
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭58-099009
  • 特開平4-156704
  • 交流レベル検出回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-177858   出願人:日本電気株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-099009
  • 特開平4-156704

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