特許
J-GLOBAL ID:200903015604334880
樹脂製部品の締結部構造
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-184788
公開番号(公開出願番号):特開2006-009853
出願日: 2004年06月23日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】 インサート成形により樹脂製ケースに一体的に固設される導電性部材やナットが、ナットの軸方向に外力が作用して樹脂製ケースから離脱することを防止する。【解決手段】 ナット30の外周面に抜止め用係合部として小径部(環状溝36)が設けられ、その環状溝36内に樹脂製ケース10の合成樹脂材料が侵入して側壁10aに一体に形成される環状突起38と噛み合わされるため、ナット30が側壁10aに対して軸方向すなわち締結中心線Sと平行な方向へ相対移動する恐れがない。これにより、例えば外部電極18に矢印Aで示す右方向の力が加えられても、ナット30や接続端子16が側壁10aから剥離して離脱したり接続端子16が変形したりすることが防止される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ボルト挿通穴が設けられた締結受け部が樹脂製部品の表面に露出させられ且つ一部が該樹脂製部品に埋設されるように、インサート成形により該樹脂製部品に一体的に設けられるインサート部材と、
前記締結受け部の裏側であって前記ボルト挿通穴に対応する部分に配設され、前記インサート部材と共にインサート成形により前記樹脂製部品に埋設されるナットと、
を有し、締付ボルトが前記ナットに螺合されることにより、所定の被締結部材が該締付ボルトにより前記締結受け部との間で挟圧されて一体的に固定される樹脂製部品の締結部構造において、
前記ナットの外周面には、軸心と平行な断面において径寸法が変化している抜止め用係合部が設けられ、前記樹脂製部品との噛合いによって該ナットが軸方向へ抜け出すことが防止される
ことを特徴とする樹脂製部品の締結部構造。
IPC (1件):
FI (2件):
F16B37/04 B
, F16B37/04 N
引用特許:
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