特許
J-GLOBAL ID:200903015789467008

宇宙船の姿勢を制御するシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-556743
公開番号(公開出願番号):特表2003-521424
出願日: 2001年02月01日
公開日(公表日): 2003年07月15日
要約:
【要約】衛星(10)により使用されるように構成された宇宙船の方位を調節するためのシステム(30)である。このシステム(30)は、逆回転する宇宙船バス(16,18)を介して宇宙船の運動量を消去する第1の制御回路(32,38,40)を備えている。第2の制御装置(32,42,44,46,48)は、宇宙船の内力を与えることにより宇宙船を方向付ける。特定の実施形態において、宇宙船バス(16,18) は記憶セクションとしての二重使用の目的にかなっており、衛星(10)の慣性モーメントと同程度の慣性モーメントを有する質量(16)を含んでいる。衛星(10)はバスセクション(16)と、ペイロードセクション(14)とを備えている。質量(16)はバスセクション(16)を含んでいる。第1の制御回路(32,38,40)はソフトウェアを実行して質量(16)を選択的にスピンさせ、衛星(10)の運動量を消去する。ソフトウェアは、質量(16)を回転させる第1のアクチュエータ(38)を駆動するアクチュエータ制御信号をコンピュータ(32)により計算する。第1の制御回路(32,38,40)はさらに、コンピュータ(32)と通信しているジャイロスコープセンサパッケージ(34)を含む衛星(10)の慣性角速度を決定する回路を備えている。ジャイロスコープセンサパッケージ(34)は、衛星(10)の運動量を表す速度信号をコンピュータ(32)に供給する。コンピュータ(32)はジャイロスコープセンサパッケージ(34)からの速度信号の受信に応答してソフトウェアを実行し、アクチュエータ制御信号を発生する。第2の制御装置(32,42,44,46,48)は、第2の反動ホイール(22)の回転の軸(28)にほぼ垂直な回転の軸(26)を有する第1の反動ホイール(20)を備えている。第1および第2の反動ホイール(20,22) は宇宙船バス(18,16) に強固に取付けられ、それらの各軸を中心として自由に回転することができる。第1および第2の反動ホイール(20,22) は第1および第2の操縦制御信号の受信にそれぞれ応答して、第1および第2のアクチュエータ(44,48) をそれぞれ介して選択的に回転される。
請求項(抜粋):
ペイロードおよび姿勢制御セクションを有する宇宙船用の姿勢制御システムにおいて、 姿勢制御セクションに配置された質量と、 前記質量をその質量が第1の軸を中心としてペイロードに関して単一の自由度を持つようにペイロードに結合単一自由度の継手と、 前記質量を回転させる第1の手段と、 前記第1の手段を制御する第2の手段とを具備していることを特徴とする姿勢制御システム。
FI (2件):
B64G 1/28 A ,  B64G 1/28 B
引用特許:
出願人引用 (2件)

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