特許
J-GLOBAL ID:200903015789927025

白血球百分率及び網状赤血球計数の決定

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-534871
公開番号(公開出願番号):特表2002-506208
出願日: 1999年02月22日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】試料室の向かい合った壁が収斂しているため変動する貫通面厚さを有する試料室(14)中で静止抗凝固全血試料中に存在する核生成細胞及び残遺リボソーム物質含有目的細胞を光学的に検出し、算定し、分析する。室の収斂壁(8)の少なくとも一方は透明で、血液試料を観察することができる。室の変動する厚さは、室中に薄い厚さの第一領域(A)を生じ、その中では、試料中の個々の赤血球(32)及び赤血球の静止単層(31)が、試料をその室へ導入して満たした後に存在する。試料中に存在する白血球(34)及び核生成した赤血球のような大きく形成された成分は、室の大きい厚さの領域(B)中に存在し、そのような厚さの大きな領域中に存在する非核生成赤血球は凝集して連銭(33)を形成する。蛍光染料と血液試料とを混合することにより、試料中の目的細胞を走査装置(54)により算定し、微細に区別することができ、その装置は、試料中の目的細胞から発する種々の波長の色信号を測定し、発光した色信号の性質により目的細胞を互いに微細に区別することができる。
請求項(抜粋):
試料採取室(14)中に入れられた抗凝固全血の試料について白血球百分率を測定する方法において、 a) 前記試料採取室中に、少なくとも一種類の蛍光着色剤であって前記全血中の異なった型の白血球(34)を鑑別顕示する働きをすることができる着色剤と、抗凝固全血との混合物を与える工程、 b) 前記混合物を前記室全体に分散させ、試料中の光学的作用場内で一つ以上の個々の白血球の静止群を伴なった赤血球凝集物(33)を形成させる工程、 c) 異なった型の白血球を前記着色剤により鑑別顕示させる適当な照明条件下で前記室中の前記分散混合物の多視野X-Y-Z走査を光学的に行う工程、 d) 異なった白血球従属集団を光度測定及び(又は)形態計測により明確なクラスター(40、41、42、43、44、45、46)に分離して、前記走査工程で検出された白血球の従属集団を区別する工程、 e) 各従属集団クラスター中の白血球を算定し、分類する工程、及び f) 前記分離工程により得られた各クラスター中の白血球の異なった従属集団の各々の百分率算定を行う工程、を特徴とする白血球百分率算定方法。
IPC (3件):
G01N 33/48 ,  G01N 15/14 ,  G01N 33/49
FI (3件):
G01N 33/48 B ,  G01N 15/14 C ,  G01N 33/49 H
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 容量測定細管血球計算のための装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-107182   出願人:バイオメトリックイメージングインコーポレイテッド
  • 特開平2-067961
  • 特開昭63-231263
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審査官引用 (7件)
  • 容量測定細管血球計算のための装置及び方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-107182   出願人:バイオメトリックイメージングインコーポレイテッド
  • 特開平2-067961
  • 特開昭63-231263
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