特許
J-GLOBAL ID:200903015828286539

無灰炭の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 梶 良之 ,  須原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-355421
公開番号(公開出願番号):特開2005-120185
出願日: 2003年10月15日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
【課題】 溶剤を用いて石炭から溶剤可溶成分を抽出し、これを分離して無灰炭を得るに際し、従来よりも容易に溶剤を回収できて循環使用できる無灰炭の製造方法を提供する。【解決手段】 溶剤と石炭とを混合してスラリーを調製する工程と、前記スラリーを不活性ガス存在下、300 〜420 °Cの温度で加熱して溶剤可溶石炭成分を抽出する工程と、この工程で得たスラリーから溶剤不溶石炭成分を分離する分離工程と、分離した溶剤不溶石炭成分に付いた溶剤を分離し回収する工程と、前記分離工程で得た溶剤可溶石炭成分を含む溶液から溶剤を回収して無灰炭を得る工程と、前記回収した溶剤を前記スラリー調製工程へ循環する工程とを有する無灰炭の製造方法であって、前記スラリー調製工程での溶剤として、沸点範囲が180 °C以上200 °C以下から選択される沸点〜300 °C以上330 °C以下から選択される沸点である石炭由来の油分を用いることを特徴とする無灰炭の製造方法等。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
溶剤と石炭とを混合してスラリーを調製するスラリー調製工程と、前記スラリー調製工程で得られたスラリーを不活性ガスの存在下、300 〜420 °Cの温度で加熱して溶剤に可溶な石炭成分を抽出する抽出工程と、前記抽出工程で得られたスラリーから溶剤に不溶な石炭成分を分離する分離工程と、前記分離工程で分離された溶剤に不溶な石炭成分を含むスラリーから溶剤を回収して溶剤に不溶な石炭成分を得る工程と、前記分離工程で得られた溶剤に可溶な石炭成分を含む溶液から溶剤を回収して無灰炭を得る工程と、前記回収された溶剤を前記スラリー調製工程へ循環する工程とを有する無灰炭の製造方法であって、 前記スラリー調製工程での溶剤として、沸点範囲が180 °C以上200 °C以下から選択される沸点〜300 °C以上330 °C以下から選択される沸点である石炭由来の油分を用いることを特徴とする無灰炭の製造方法。
IPC (1件):
C10L5/00
FI (1件):
C10L5/00
Fターム (6件):
4H015AA10 ,  4H015AB01 ,  4H015BA11 ,  4H015BB03 ,  4H015BB12 ,  4H015CA03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 石炭の液化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-107569   出願人:日本褐炭液化株式会社
  • 無灰炭の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-199034   出願人:東北大学長

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