特許
J-GLOBAL ID:200903015831510024

容器の封止機構及びその機構に使用するキャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 公達
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-238815
公開番号(公開出願番号):特開2004-075133
出願日: 2002年08月20日
公開日(公表日): 2004年03月11日
要約:
【課題】混合される原料等を別々に保存する容器に直接かつ容易に取り付けることができる栓を使用し、原料等の品質の劣化を防止することができ、収容室に収容された原料等を確実に放出することができる、容器の封止機構及びキャップを提供する。【解決手段】キャップ(1)は、栓部(4)、密栓(5)及びスリーブ(6)を備える。栓部は、容器(2)の開口部(3)を封止する天板(11)、天板からその軸線(X)に沿って突出しその内周面が開口部の外周面に適合する側壁(12)、及び天板から側壁の内側で突出して下端面に開口(13)を備えた収容室(14)を形成する筒壁(15)を有する。密栓は筒壁の外径(D2)より大きい外径(D1)を有し収容室の開口を封止している。スリーブは筒壁に遊嵌し、容器とキャップの相対移動時に密栓を筒壁から離脱させ開口を開放する。スリーブ外周の萼部(16)は開口部の内径(D3)より大きな外径を有し、内径を逆止的に変形して通過する可撓性を有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
容器(2)とキャップ(1)を備え、該容器(2)は開口部(3)を有し、該キャップ(1)は、栓部(4)、密栓(5)及びスリーブ(6)を備え、 該栓部(4)は、該容器(2)の該開口部(3)を封止する天板(11)、該天板(11)からその軸線(X)に沿って突出しその内周面が該開口部(3)の外周面に適合する側壁(12)、及び該天板(11)から該側壁(12)の内側で突出して下端面に開口(13)を備えた収容室(14)を形成する筒壁(15)を有しており、 該密栓(5)は、該筒壁(15)に取付けられて該開口(13)を封止するもので、その外径(D1)は該筒壁(15)の外径(D2)より大となっており、 該スリーブ(6)は、該筒壁(15)に遊嵌し、外周に、外径が該開口部(3)の内径(D3)より大で該内径(D3)を逆止的に変形して通過する可撓性の萼部(16)を有し、該容器(2)と該キャップ(1)の互いに離脱する方向への相対移動時に該スリーブ(6)により該密栓(4)が該筒壁(15)から離脱して該開口(13)を開放するようになっていることを特徴とする容器(2)の封止機構。
IPC (1件):
B65D51/28
FI (1件):
B65D51/28 A
Fターム (18件):
3E084AA04 ,  3E084AA12 ,  3E084AB01 ,  3E084AB07 ,  3E084BA02 ,  3E084CA01 ,  3E084DA01 ,  3E084DB05 ,  3E084DB12 ,  3E084FA09 ,  3E084FB01 ,  3E084GA04 ,  3E084GB04 ,  3E084HA03 ,  3E084HB03 ,  3E084HD01 ,  3E084KA13 ,  3E084KB03
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 二剤混合容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-259220   出願人:株式会社吉野工業所

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