特許
J-GLOBAL ID:200903015843450744

弾性自在継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-010050
公開番号(公開出願番号):特開平8-200382
出願日: 1995年01月25日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 操縦安定性及び振動減衰性能の確保と軽量化とを両立させる。【構成】 シャフト2aの先端部に結合ブラケット25を介して緩衝筒3を設け、この緩衝筒3に第一ヨーク4の円筒部14を内嵌固定する。又、シャフト2aの先端部に固設した突片10a、10aを、上記円筒部14に設けた切り欠き17、17に緩く係合させる。係合部は、上記緩衝筒3の直径方向内側に位置させる。小さなトルクは上記結合ブラケット25及び緩衝筒3を介して伝達し、大きなトルクは上記突片10a、10aと切り欠き17、17との係合により伝達する。緩衝筒3の直径を大きくできる分だけ、操縦安定性及び振動減衰性能を確保できる。又、小さなトルクのみを伝達する結合ブラケット25の薄肉化による軽量化を図れる。更に、軸方向寸法の短縮化による小型軽量化も図れる。
請求項(抜粋):
次の(1) 〜(7) の要件を総て満たす弾性自在継手。(1) シャフトと、このシャフトの中間部先端寄り部分にその基端部を結合固定した結合ブラケットと、この結合ブラケットの先端部に設けられた外側筒部の内側に緩衝筒を介して内嵌支持された第一ヨークと、第二ヨークと、これら第一、第二両ヨーク同士を連結する十字軸とを備える。(2) 上記シャフトの先端で上記緩衝筒の直径方向内側に位置する部分には、このシャフトの外周面よりも直径方向外方に突出し、その先端を上記緩衝筒の内周面に対向させる突片が固設されている。(3) 上記緩衝筒は、弾性材を含んで筒状に形成されている。(4) 上記第一ヨークは、内側筒部と、この内側筒部の軸方向一端縁の直径方向反対位置から軸方向に延びる1対の第一アームと、これら各第一アームの先端部に互いに同心に形成された1対の第一円孔と、上記内側筒部の軸方向一端縁の一部で上記1対の第一アームから外れた部分に形成されて、上記緩衝筒の直径方向内側に存在する切り欠きとを備え、上記内側筒部は上記緩衝筒に内嵌固定されている。(5) 上記第二ヨークは、互いに離隔して設けられた1対の第二アームと、これら各第二アームの先端部に互いに同心に形成された1対の第二円孔とを備える。(6) 上記十字軸の4個所の先端部は、それぞれ1対ずつ設けられた上記第一、第二両円孔の内側に回転自在に支持されている。(7) 上記シャフトの先端に固設された突片は上記第一ヨークの内側筒部に形成した切り欠きに、隙間をあけて緩く係合している。
IPC (3件):
F16D 3/12 ,  B62D 1/20 ,  F16D 3/26
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 弾性軸継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-125831   出願人:光洋精工株式会社

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