特許
J-GLOBAL ID:200903015843956451

車両用交流発電機の回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-251491
公開番号(公開出願番号):特開2000-083337
出願日: 1998年09月04日
公開日(公表日): 2000年03月21日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、界磁巻線の巻き始め部での曲げ及びねじりに起因する巻線の損傷および断線の発生を抑えられる車両用交流発電機の回転子を得る。【解決手段】 平角形状の界磁巻線15は、その巻き始め側が係止部15cに巻き付けられて凹溝161内に収容され、そして凹溝161の内周端からボビン16の円筒部16aの外周面上に引き出され、さらにボビン16の円筒部16aの外周面上を一方のフランジ部16b側から他方のフランジ部16bまで渡され、その後ボビン16の円筒部16aの外周面上に軸心と直交する面に対して角度をもって巻き付けられている。
請求項(抜粋):
それぞれ円柱状の基部およびこの基部の外周縁部に突設された複数の爪状磁極を有し、該基部の端面同士を密接させ、かつ、該爪状磁極を互いに噛み合うように対向して回転軸に固着された一対の界磁鉄心と、円筒部、この円筒部の両端に相対して突設された一対の環状のフランジ部、一方のフランジ部の内壁面に径方向に対して傾斜して凹設された凹溝および一方のフランジ部の外周部の該凹溝の外周端近傍に設けられた係止部を有し、上記一対の界磁鉄心の基部に挿着された円筒状のボビンと、上記ボビンの円筒部に多段に所定回数巻き重ねられた界磁巻線とを備えた車両用交流発電機の回転子において、上記界磁巻線は、平角形状を有し、その巻き始め側が上記係止部に巻き付けられて上記凹溝内に収容され、そして上記凹溝の内周端から上記ボビンの円筒部の外周面上に引き出され、さらに上記ボビンの円筒部の外周面上を上記一方のフランジ部側から他方のフランジ部まで渡され、その後上記ボビンの円筒部の外周面上に軸心と直交する面に対して角度をもって巻き付けられていることを特徴とする車両用交流発電機の回転子。
Fターム (14件):
5H603AA09 ,  5H603BB02 ,  5H603BB05 ,  5H603BB12 ,  5H603CA02 ,  5H603CA04 ,  5H603CB04 ,  5H603CB16 ,  5H603CB22 ,  5H603CC01 ,  5H603CC17 ,  5H603CD04 ,  5H603CD21 ,  5H603CE02
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 回転電機の回転子とその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-241698   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭62-136807
  • 特開昭55-139066
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