特許
J-GLOBAL ID:200903015863502074

絞り装置およびシャッタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334714
公開番号(公開出願番号):特開平11-167141
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 撮影装置のコンパクト化を可能にし、かつボケ味のよい画像の撮影を可能にする絞り装置およびシャッタ装置の提供。【解決手段】 光学系10には3段階にてほぼ真円状の絞り開口を形成する2枚羽根の絞り兼用シャッタ14が配設されている。主制御回路58は、シャッタ駆動回路52を制御して絞り兼用シャッタ14を所望の段階の絞り値に開駆動した後に、CCD 駆動回路54を制御してCCD 22の露光を開始させる。所望の露光時間が経過すると、シャッタ駆動回路52を制御して絞り兼用シャッタ14を閉駆動してから、CCD 駆動回路54を制御してCCD 22に蓄積した電荷をフィールド毎に順次読み出す。この際、絞り兼用シャッタ14を閉じているので、1フィールド目の信号の読み出しを開始してから2フィールド目を読み出すまでにCCD 22に余分な電荷の蓄積が防止される。また、その画像信号にて表わされる画像は、絞り兼用シャッタ14の絞り開口が真円状であるので、ボケ味のよい画像となる。
請求項(抜粋):
光学系の光軸上にほぼ直交して開閉して撮像面に被写体像を露光する撮影装置の絞り装置であって、該装置は、前記光学系の光軸を中心とする所定の大きさのほぼ真円の開口が形成された規整板と、該規整板上に一端が回動可能に軸支されて、形成された切欠き付近で前記規整板の開口を一方から遮光する略矩形状の第1の遮光部材と、該第1の遮光部材にその一端部付近の一部が重なるように枢支され、かつ前記規整板に一端が回動可能に軸支されて、該規整板上を前記第1の遮光部材と反対向きに形成された切欠き付近にて前記規整板の開口を他方から遮光する略矩形状の第2の遮光部材とを備え、前記第1の遮光部材と第2の遮光部材には少なくとも、前記規整板の開口に臨む位置からその回動方向に順次段階的にほぼ真円状の開口を形成する複数の曲率を有する切欠き部が形成されていることを特徴とする撮影装置の絞り装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 露出制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-340278   出願人:キヤノン株式会社

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