特許
J-GLOBAL ID:200903015877506641

オーステナイト系低熱膨張Ni基超合金およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 実 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-195741
公開番号(公開出願番号):特開2003-013161
出願日: 2001年06月28日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】フェライト系12Cr鋼と同等の熱膨張係数を有し、かつ、オーステナイト系耐熱合金と同等の高温強度と耐食性・耐酸化性を有するオーステナイト系低熱膨張Ni基超合金を提供する。【解決手段】0.15質量%以下の炭素、1質量%以下のケイ素、1質量%以下のマンガン、5〜20質量%のクロム、17〜26質量%のモリブデン、0.1〜2.0質量%のアルミニウム、0.1〜2.0質量%のチタン、10質量%以下の鉄、0.02質量%以下のホウ素、0.2質量%以下のジルコン、タングステン、レニウムとを含み、残部の成分は、実質的にニッケルからなり、アルミニウムとチタンの含有量の和は、1〜5.5原子%であり、次式:17≦Mo+(W+Re)/2≦27を満たす。式中の変数は、Moがモリブデンの含有質量%、Wがタングステンの含有質量%、Reがレニウムの含有質量%である。更に、金属間化合物からなるγ′相と、金属間化合物からなるA2B相とが複合析出している。
請求項(抜粋):
0.15質量%以下の炭素(C)、1質量%以下のケイ素(Si)、1質量%以下のマンガン(Mn)、5〜20質量%のクロム(Cr)、17〜26質量%のモリブデン(Mo)、0.1〜2.0質量%のアルミニウム(Al)、0.1〜2.0質量%のチタン(Ti)、10質量%以下の鉄(Fe)、0.02質量%以下のホウ素(B)、0.2質量%以下のジルコン(Zr)、タングステン(W)、レニウム(Re)とを含み、残部の成分は、実質的にニッケル(Ni)からなり、アルミニウム(Al)とチタン(Ti)の含有量の和は、1〜5.5原子%であり、次式:17≦Mo+(W+Re)/2≦27、Mo:モリブデンの含有質量%、W:タングステンの含有質量%、Re:レニウムの含有質量%を満たし、金属間化合物Ni3Al、Ni3(Al,Nb,Ta)またはNi3(Al,Ti)からなるγ′相と、金属間化合物Ni2(Mo,Cr)からなるA2B相とが複合析出しているオーステナイト系低熱膨張Ni基超合金。
IPC (2件):
C22C 19/05 ,  F16J 12/00
FI (2件):
C22C 19/05 L ,  F16J 12/00 C
Fターム (3件):
3J046AA04 ,  3J046CA02 ,  3J046DA10
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 低熱膨張Ni基超合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-056059   出願人:三菱重工業株式会社, 大同特殊鋼株式会社
  • 耐水素脆化性高Ni基合金およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-209600   出願人:住友金属工業株式会社
  • 特開昭54-071035
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