特許
J-GLOBAL ID:200903015909983358

直線案内装置のスライダの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-112259
公開番号(公開出願番号):特開平9-296821
出願日: 1996年05月07日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 金属製のブロック本体に対して合成樹脂を肉付けしてボール戻し孔やボール保持部を備えた直線案内装置のスライダ形成するに当たり、ボールの無限循環路を形成する合成樹脂に割れが生じることがなく、且つ、上記ボール戻し孔や保持部を精度良く形成することが可能な直線案内装置のスライダの製造方法を提供する。【解決手段】 スライダの核となる金属製ブロック本体8を機械加工によって所定の形状に形成すると共に、当該ブロック本体8に対してボールの負荷転走面43a,43bを形成した後、当該ブロック本体8を金型内にインサートして合成樹脂の射出成形を行い、上記ブロック本体8に対して合成樹脂製のボールの無限循環路を肉付けしてなる直線案内装置のスライダの製造方法において、上記無限循環路の形成部位に対応したブロック本体8の角部50aを略曲面状に形成し、かかる方法で製作されるスライダの寸法精度の安定化を図った。
請求項(抜粋):
スライダの核となる金属製ブロック本体を機械加工によって所定の形状に形成すると共に、当該ブロック本体に対してボールの負荷転走面を形成する第一工程と、前工程で形成されたブロック本体を金型内にインサートして型成形材の成形を行い、かかる型成形材で当該ボールの無限循環路を形成する第二工程とから構成される直線案内装置のスライダの製造方法において、上記第一工程では上記無限循環路の形成部位に対応したブロック本体の角部に面取部を形成したことを特徴とする直線案内装置のスライダの製造方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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