特許
J-GLOBAL ID:200903015985342060

ステッピングモータの閉ループパルス列制御方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-221942
公開番号(公開出願番号):特開2004-064932
出願日: 2002年07月30日
公開日(公表日): 2004年02月26日
要約:
【解決課題】慣性負荷に対するステッピングモータの制御を自動的に調整することができて脱調や振動のない滑らかな駆動を実現できるステッピングモータの閉ループパルス列制御方法を開発することをその課題とするものである。【解決手段】ステッピングモータのロータ位置を示すロータ位置パルスと、ステッピングモータ駆動用の駆動制御部に向けて出力された指令パルス発生器からの1次指令パルスを受け取り、ステッピングモータの駆動制御を行う駆動制御部に2次指令パルスを出力し、前記2次指令パルスに同期してステッピングモータの励磁シーケンスを切り替えるようにしたステッピングモータの閉ループパルス列制御方法において、2次指令パルスとロータ位置パルスとの偏差を検出し、両者の偏差を検出し、これを常時適切な範囲に維持する事ことを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ステッピングモータのロータ位置を示すロータ位置パルスと、ステッピングモータ駆動用の駆動制御部に向けて出力された指令パルス発生器からの1次指令パルスを受け取り、ステッピングモータの駆動制御を行う駆動制御部に2次指令パルスを出力し、前記2次指令パルスに同期してステッピングモータの励磁シーケンスを切り替えるようにしたステッピングモータの閉ループパルス列制御方法において、 (a)2次指令パルスとロータ位置パルスとの偏差を検出し、ロータ位置パルスに対して前記2次指令パルスが進んだ状態にある進み角側の偏差所定値と、ロータ位置パルスに対して前記2次指令パルスが遅れた状態にある遅れ角側の偏差所定値とによって定められる偏差所定範囲と、2次指令パルスとロータ位置パ ルスとの偏差を比較し、 (b)当該偏差が所定範囲より小さい場合は、1次指令パルスをそのまま2次指令 パルスとして駆動制御部に出力し、 (c)当該偏差が、ロータ位置パルスに対して前記2次指令パルスが進んだ状態に進み角側偏差所定値まで拡大した場合は、指令パルス発生器からの1次指令パルスを保留すると共に、前記1次指令パルスと逆方向の高速パルスを2次指令パルスとして駆動制御部に出力することによって、2次指令パルスとロータ位置パルスとの偏差が所定量に縮小するまで駆動制御部の励磁シーケンスを一時 的に引き戻し、 (d)当該偏差が、ロータ位置パルスに対して前記2次指令パルスが遅れた状態にある遅れ角側偏差所定値まで拡大した場合は、指令パルス発生器からの1次指令パルスを保留すると共に、前記1次指令パルスと同方向の高速パルスを2次指令パルスとして駆動制御部に出力することによって2次指令パルスとロータ位置パルスとの偏差が所定量に縮小するまで駆動制御部の励磁シーケンスを一時的に進ませることを特徴とするステッピングモータの閉ループパルス列制御 方法。
IPC (3件):
H02P8/38 ,  H02P8/00 ,  H02P8/14
FI (3件):
H02P8/00 R ,  H02P8/00 303A ,  H02P8/00 304A
Fターム (6件):
5H580CA13 ,  5H580FA04 ,  5H580FA24 ,  5H580HH01 ,  5H580HH39 ,  5H580JJ02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る