特許
J-GLOBAL ID:200903015986314183

流体化基層ジェットミル用複奇数ベル状開口ノズル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉田 研二 ,  石田 純
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-278268
公開番号(公開出願番号):特開2004-050180
出願日: 2003年07月23日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】素材粒子を粉砕するための流体化基層ジェットミルにおいて、ノズル設計によりミルの効率向上・コスト低減を図る。【解決手段】上記ミルの側壁に、粉砕チャンバ内に高速流体の合成ストリームを放出するための複数のノズル装置を貫通実装する。高速流体は素材粒子を受け取って搬送し、上記チャンバ内に導いて粒子対粒子衝突を起こさせる。各ノズル装置に設けた複奇数個のベル状ノズル開口106から高速流体の各個ストリームを放出させ、それらにより上記合成ストリームを形成する。各開口106の第1の端から第2の端へと移動する多量の高速流体は、収束領域112にて収束及び加速され、スロート領域114を通り、第1膨張領域116にて直線的に、また第2膨張領域118にて転回的に膨張及び平行フロー化される。この流れに沿い、領域116の半径r1及び長さs1はdr1/ds1が定数となるよう、領域118の半径r2及び長さs2はdr2/ds2がs2の非線形関数となるよう、定める。【選択図】図6
請求項(抜粋):
高速流体の合成ストリームを放出すべく流体化基層ジェットミルの側壁を貫通して実装され、上記流体が素材の粒子を受け取り、搬送して流体化基層ジェットミルの粉砕チャンバ内に導き、当該粉砕チャンバ内で粒子対粒子衝突を起こさせるノズル装置であって、第1の端と、上記側壁に実装されたとき粉砕チャンバの中心軸を向く第2の端と、それぞれノズル軸を有し放出された各個ストリームが合成ストリームを形成するようそれぞれ高速流体の各個ストリームを放出する複奇数個のノズル開口と、を備えるノズル装置であって、 (i)第1の端を向くよう配置された第1ノズル壁部を有し、多量の高圧流体を収束及び加速させて上記各個ストリームを得る収束領域と、 (ii)上記ノズル開口の最小直径点を規定する第2ノズル壁部を有するスロート領域と、 (iii)上記スロート領域を通過した多量の高圧流体を直線的に膨張させる第1膨張領域であって、上記スロート領域から上記第2の端の方向に向け、dr1/ds1=定数、なる条件を満たしつつ何れも増大していく半径r1及び長さs1を有する第3ノズル壁部を含む第1膨張領域と、 (iv)上記第1膨張領域からの多量の高圧流体を転回膨張及び平行フロー化する第2膨張領域であって、上記第1膨張領域から上記第2の端の方向に向け、dr2/ds2がs2の非線形関数、なる条件を満たしつつ何れも増大していく半径r2及び長さs2を有する第4ノズル壁部を含む第2膨張領域と、 を備えることを特徴とするノズル装置。
IPC (1件):
B02C19/06
FI (1件):
B02C19/06 B
Fターム (3件):
4D067CA02 ,  4D067CA06 ,  4D067GA20
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 米国特許第3565348号明細書
  • 米国特許第4059231号明細書
  • 米国特許第4089472号明細書
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審査官引用 (6件)
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