特許
J-GLOBAL ID:200903016022169636
被覆超硬合金工具
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩原 亮一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-312876
公開番号(公開出願番号):特開平11-267905
出願日: 1998年11月04日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】耐欠損性と耐摩耗性の両特性を向上させ、工具寿命を長寿命化させた被覆超硬合金工具。【解決手段】被覆層の基体に隣接する最内層が厚み0.1〜3μmの窒化チタンで、その上層に0.5〜10μmのアルミナが少なくとも一層被覆され、切削工具の刃先稜線部の鏡面研磨した断面組織上で、刃先稜線部の被覆膜中の平均亀裂間隔が逃げ面の被覆膜中の平均亀裂間隔より小さく、その亀裂のうち、基体側の亀裂の先端が前記最内層の窒化チタン内もしくは窒化チタンよりも上層内もしくはそれらの層間の界面にあるものが50%以上であり、前記刃先稜線部の被覆膜中の亀裂の平均長さが逃げ面での被覆膜厚の平均値よりも短く、前記アルミナ層の少なくとも一層が刃先稜線部の少なくとも一部で除去されている、WCをマトリックスとし、鉄族金属を結合相とした超硬合金を基体とし、その基体の表面に複数の被覆層を設けた、被覆超硬合金工具。
請求項(抜粋):
WCをマトリックスとし、鉄族金属を結合相とした超硬合金を基体とし、その基体の表面に複数の被覆層を設けた被覆超硬合金製切削工具において、(a)該被覆層の基体に隣接する最内層が厚み0.1〜3μmの窒化チタンであり、その上層に0.5〜10μmのアルミナが少なくとも一層被覆されており、(b)前記工具の刃先稜線部の鏡面研磨した断面組織上で、刃先稜線部の被覆膜中の平均亀裂間隔が逃げ面の被覆膜中の平均亀裂間隔より小さく、(c)前記刃先稜線部の被覆膜中の亀裂のうち、基体側の亀裂の先端が前記最内層の窒化チタン内もしくは窒化チタンよりも上層内もしくはそれらの層間の界面にあるものが50%以上であり、(d)前記刃先稜線部の被覆膜中の亀裂の平均長さが逃げ面での被覆膜厚の平均値よりも短く、(e)前記アルミナ層の少なくとも一層が刃先稜線部の少なくとも一部で除去されていることを特徴とする被覆超硬合金製切削工具。
IPC (3件):
B23B 27/14
, C23C 16/30
, C23C 28/04
FI (3件):
B23B 27/14 A
, C23C 16/30
, C23C 28/04
引用特許:
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