特許
J-GLOBAL ID:200903016034854571

コバルトの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-093333
公開番号(公開出願番号):特開2004-300490
出願日: 2003年03月31日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【課題】不純物としてアルミニウムと鉄のうち少なくとも一種を含有するコバルト含有粉末から汎用薬品などを使用して経済的にコバルトを回収する方法において、浸出時のコバルトの損失を抑制し、且つpH調整時のコバルトの回収率と不純物の濃度の低減とのバランスに優れた、コバルトの回収方法を提供する。【解決手段】リチウム二次電池を焙焼した後に粉砕して得られた粉末のような、不純物としてアルミニウムと鉄のうち少なくとも一種を含有するコバルト含有粉末を硫酸溶液に混合するとともに、ガラスフィルタなどを介して気泡を小さくした状態で空気または酸素などの酸化性ガスを硫酸溶液に吹き込んで混合することによりコバルトを浸出させる。この浸出により得られた浸出液を酸化し、pHを4.0〜5.5に調整した後、30〜90°Cで120〜480分間熟成を行い、固液分離することにより、浸出液中の不純物を除去する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
不純物としてアルミニウムと鉄のうち少なくとも一種を含有するコバルト含有被処理物を硫酸溶液に混合するとともに、この混合溶液に酸化性ガスを混合することによりコバルトを浸出させることを特徴とする、コバルトの回収方法。
IPC (4件):
C22B23/00 ,  C22B3/04 ,  C22B3/44 ,  C22B7/00
FI (4件):
C22B23/04 ,  C22B7/00 C ,  C22B3/00 A ,  C22B3/00 Q
Fターム (9件):
4K001AA07 ,  4K001BA22 ,  4K001CA01 ,  4K001DB03 ,  4K001DB23 ,  4K001DB25 ,  4K001DB38 ,  4K001JA01 ,  4K001JA10
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る