特許
J-GLOBAL ID:200903087793222959

スクラップからのコバルトの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小越 勇 ,  木下 洋平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-163725
公開番号(公開出願番号):特開2004-010929
出願日: 2002年06月05日
公開日(公表日): 2004年01月15日
要約:
【課題】電池正極廃材等のスクラップからコバルトを安価にかつ効率良く回収する方法を提供するものであり、特にコバルト石鹸のような有機金属を製造する場合又はコバルト電解液用の原料として使用する場合に、好適なコバルト材料を得る。【解決手段】電池正極廃材等のスクラップ中に含有されているCo,Al,Cu,Mn,Fe等を含有する金属量に対して0.75当量以上0.85当量以下の硫酸で溶解した後、pHを6〜7に調整して溶解液中に含有するAl,Cu,Feを水酸化物として濾過し、これらの元素をそれぞれ10mg/L以下にする工程、次に酸化剤を不純物であるMnに対して2.5当量以上添加し、pHを2.5〜5に調整してMnを酸化物として濾過除去し、Mn含有量を10mg/L以下とする工程からなり、残液をCo含有精製液として回収することを特徴とする電池正極廃材等のスクラップからのCo回収方法。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電池正極廃材等のスクラップ中に含有されているCo,Al,Cu,Mn,Fe等を含有する金属量に対して0.75当量以上0.85当量以下の硫酸で溶解した後、pHを6〜7に調整して溶解液中に含有するAl,Cu,Feを水酸化物として濾過し、これらの元素をそれぞれ10mg/L以下にする工程、次に酸化剤を不純物であるMnに対して2.5当量以上添加し、pHを2.5〜5に調整してMnを酸化物として濾過除去し、Mn含有量を10mg/L以下とする工程からなり、残液をCo含有精製液として回収することを特徴とする電池正極廃材等のスクラップからのCo回収方法。
IPC (7件):
C22B23/00 ,  C02F1/58 ,  C02F1/62 ,  C02F1/72 ,  C02F1/76 ,  C22B3/04 ,  C22B3/44
FI (8件):
C22B23/04 ,  C02F1/58 K ,  C02F1/62 C ,  C02F1/62 Z ,  C02F1/72 Z ,  C02F1/76 Z ,  C22B3/00 C ,  C22B3/00 Q
Fターム (22件):
4D038AA10 ,  4D038AB60 ,  4D038AB66 ,  4D038AB68 ,  4D038AB79 ,  4D038BB13 ,  4D038BB16 ,  4D038BB17 ,  4D050AA20 ,  4D050AB31 ,  4D050AB55 ,  4D050AB56 ,  4D050AB57 ,  4D050BB06 ,  4D050BB09 ,  4D050BD06 ,  4D050CA15 ,  4K001AA07 ,  4K001BA22 ,  4K001DB03 ,  4K001DB23 ,  4K001JA10
引用特許:
審査官引用 (1件)

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