特許
J-GLOBAL ID:200903016051441108
車両用空調装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-251592
公開番号(公開出願番号):特開平9-086135
出願日: 1995年09月28日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 デュアル型車両用空調装置において、前部空調ユニット7の単独運転設定時に、後部空調ユニット8の冷媒回路に冷媒、潤滑油が停滞して、圧縮機4の潤滑不足が発生するのを防止する。【解決手段】 車室後部側を空調する後部空調ユニット8の蒸発器83への冷媒流れを断続する電磁弁85を後部空調ユニット8側の低圧冷媒配管9に備えるとともに、この電磁弁85を、前部空調ユニット7の単独運転が設定されたとき、制御装置により所定時間の間のみ開弁させる。これにより、前部空調ユニット7の単独運転時においても、冷凍サイクルAの冷媒が後部空調ユニット8側の冷媒回路にも流れる。この冷媒循環によって、停滞冷媒、停滞潤滑油を強制的に圧縮機4吸入側へ排出できる。その結果、圧縮機4に吸入される潤滑油量を増大して、圧縮機4の潤滑不足を未然に解消できる。
請求項(抜粋):
車室前部側を空調する前部空調ユニット(7)と、車室後部側を空調する後部空調ユニット(8)と、前記前部空調ユニット(7)に備えられ、空調空気を送風する第1の送風機(71)および空調空気を冷却する第1の蒸発器(73)と、前記後部空調ユニット(8)に備えられ、空調空気を送風する第2の送風機(81)および空調空気を冷却する第2の蒸発器(83)と、前記第1の蒸発器(73)および前記第2の蒸発器(83)が並列接続され、圧縮機(4)により冷媒が循環する冷凍サイクル(A)と、前記第2の蒸発器(83)への冷媒流れを断続する弁手段(85)と、この弁手段(85)の開閉を制御する制御手段(10)とを備え、前記前部空調ユニット(7)の単独運転が設定されたとき、前記制御手段(10)により、前記弁手段(85)を所定時間の間のみ開弁させることを特徴とする車両用空調装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
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冷凍装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-015312
出願人:日本電装株式会社
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