特許
J-GLOBAL ID:200903016077961401

強度劣化の少ない円節開口処理木材、およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸川 公二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-225566
公開番号(公開出願番号):特開平8-057813
出願日: 1994年08月25日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 木材組織における円節のみが選択的に破壊されて他の組織部分は健全に保たれて、強度・靱性に殆ど劣化のなく、しかも処理液吸収性の非常に秀れて用途に応じて改質・改変を高能率かつ安価に行うことができる円節開口木材を提供すること、並びにそのような木材を簡素な設備で省エネ的に量産できる新製法を提供すること。【構成】 木材細胞壁の骨格部分を組成して靱性や弾性の形成に関係するセルローズと、同細胞壁骨格の充填物質として剛性や硬度の形成に関係するヘミセルローズおよびリグニンとの熱軟化温度の差を利用して、木材を幹軸方向に対し半径方向に持続的または間欠的に低速押圧することにより、木材繊維組織の破断が寡少で円節が開口した木材にした。
請求項(抜粋):
木材が幹軸に対し半径方向に圧縮されて、木質繊維の破断が寡少な状態で円節が開口されていることを特徴とした強度劣化の少ない円節開口処理木材。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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