特許
J-GLOBAL ID:200903016126397673

パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 橋本 剛 ,  小林 博通 ,  富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-334681
公開番号(公開出願番号):特開2005-096671
出願日: 2003年09月26日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】 操舵トルクが大きい場合に、ゲインを上げて電動機の作動応答性を向上させて、ステアリングホイールでの自励振動の発生を抑制する。 【解決手段】コントロールユニット10は、トルクセンサ5の検出トルク値に基づいて必要操舵アシスト力信号の位相を所定量だけ進める補償を行う位相進み補償フィルター20を備え、このフィルターは、ローパスフィルターLPFと、第1,第2ハイパスフィルターHPF1,2と、該各フィルターに対応する3つのゲインKL及びKH1、KH2から構成され、油圧に応じて各ハイパスフィルターのそれぞれのゲイン値を調整することによって、ゲイン値を上げずに位相を進められる周波数帯を拡げるようにした。 【選択図】 図2
請求項(抜粋):
操舵軸に連係された操舵機構と、 該操舵機構の操舵力を補助する油圧パワーシリンダと、 該油圧パワーシリンダの両油圧室に対して油圧を選択的に給排する可逆式ポンプと、 該可逆式ポンプを正逆回転駆動させる電動機と、 前記操舵機構に付与する必要操舵アシスト力を検出するアシスト力検出手段と、 該アシスト力検出手段によって検出された必要操舵アシスト力信号に基づいて前記電動機に対し駆動信号を出力する電動機制御手段と、 前記アシスト検出手段によって検出された必要操舵アシスト力信号の位相を所定量だけ進める補償を行う位相補償手段とを備えたパワーステアリング装置において、 前記油圧パワーシリンダを含む油圧回路内の油圧を検出あるいは推定する油圧検出手段を設けると共に、 前記位相補償手段を、ローパスフィルターと該ローパスフィルターに並列に設けられた複数のハイパスフィルターとから構成し、 前記油圧検出手段によって検出若しくは推定された油圧に応じて前記複数のハイパスフィルターのそれぞれのゲインを調整するゲイン調整部を設けたことを特徴とするパワーステアリング装置。
IPC (1件):
B62D5/07
FI (1件):
B62D5/07 B
Fターム (3件):
3D033EB02 ,  3D033EB04 ,  3D033EB06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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