特許
J-GLOBAL ID:200903016157538259
菌の異常集積検出方法および装置、アンチバイオグラム分類方法および装置、2次元キャリアマップ作成方法および装置、感染対策指標の評価方法および装置、菌異常集積検出の警告スコア累積のグラフ化方法および装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
稲葉 良幸
, 大賀 眞司
, 大貫 敏史
, 江口 昭彦
, 内藤 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-161030
公開番号(公開出願番号):特開2009-093617
出願日: 2008年06月19日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
【課題】細菌検査の結果の中から統計的に有為な菌の異常集積を自動的に検出することのできる、菌の異常集積検出方法および装置を提供する。【解決手段】菌の異常集積検出の対象とする場所毎に、既定の集計頻度で、既定の観察期間幅中の検体提出患者および当該検出の対象とする全ての菌について、菌毎に、菌が陽性だった患者数を集計し、全ての菌について、集計した菌毎の陽性患者数と、検体提出患者数と、予め求めた菌毎の陽性率による二項分布を用いて、菌の偏りのない分離において成立するベルヌーイ試行の確率を、菌の分離に偏りが無く且つ菌の分離が偶然のみに支配されているという帰無仮説によって計算し、計算された確率が既定値より小さい場合に、偶然のみに支配されている確率が小さく菌の分離に偏りがあって異常な集積があったと判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
菌の異常集積検出の対象とする場所毎に、既定の集計頻度で、既定の観察期間幅中の検体提出患者および当該検出の対象とする全ての菌について、菌毎に、菌が陽性だった患者数を集計し、
全ての菌について、集計した菌毎の陽性患者数と、検体提出患者数と、予め求めた菌毎の陽性率であるベースラインレートによる二項分布を用いて、菌の偏りのない分離において成立するベルヌーイ試行の確率を、菌の分離に偏りが無く且つ菌の分離が偶然のみに支配されているという帰無仮説によって計算し、
計算された確率が既定値より小さい場合に、偶然のみに支配されている確率が小さく菌の分離に偏りがあって異常な集積があったと判定する、
菌の異常集積検出方法であって、
前記ベースラインレートの算出を行う際に、同一患者の重複排除を月および人ののべ数となるように行うことによって、前記ベースラインレートが前記二項分布の単回の独立試行の確率となるようにする、
ことを特徴とする菌の異常集積検出方法。
IPC (5件):
G06Q 10/00
, G06Q 50/00
, C12Q 1/04
, C12M 1/34
, G06F 19/00
FI (5件):
G06F19/00 100
, G06F17/60 126Z
, C12Q1/04
, C12M1/34 B
, G06F19/00 600
Fターム (12件):
4B029AA07
, 4B029AA27
, 4B029BB02
, 4B029FA01
, 4B029FA15
, 4B063QA01
, 4B063QA06
, 4B063QA19
, 4B063QQ06
, 4B063QQ98
, 4B063QR90
, 4B063QS39
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (1件)
-
感染症発生動向調査(定点把握)における警告発生システム開発のための調査研究
前のページに戻る