特許
J-GLOBAL ID:200903016158324660

磁気粘性流体流動型制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-030120
公開番号(公開出願番号):特開2001-221272
出願日: 2000年02月08日
公開日(公表日): 2001年08月17日
要約:
【要約】【課題】 比較的簡単な構成でコストの低廉化及び信頼性の向上を図ると共に、極めて緩慢な変位を許容し、他の振動に対して適切な減衰効果を得る磁気粘性流体流動型制振装置を提供すること。【解決手段】 制振装置を、シリンダ1、ピストンロッド2、ピストン3、連通管4、リザーバ5で構成する。シリンダ1及び連通管4には磁気粘性流体を充填し、リザーバ5には磁気粘性流体を収容する。ピストン3の極めて緩慢な変位による磁気粘性流体の流通は、ポペット弁10の開閉動作によりリザーバ5側で行い、配管等の熱変位を許容する。それ以外のピストン3の変位による磁気粘性流体の流通は、オリフィス11を介した連通管4側で行い、永久磁石15によるオリフィス11での磁界で流体の粘度を高めて、風や地震などによる振動を減衰させる。オリフィス11は、間隔を変更可能に設けた相対向する一対の永久磁石15,15によって形成する。
請求項(抜粋):
支持体又は被支持体の一方に連結され、内部に磁気粘性流体を充填したシリンダと、他方に連結され、前記シリンダに出入り自在に挿入されたピストンロッドと、このピストンロッドに固定され、前記シリンダ内を第1及び第2の隔室に区画し、シリンダ内を軸線方向に移動可能なピストンと、前記シリンダの第1及び第2の隔室に、ピストンの緩慢な相対変位による磁気粘性流体の流通を許容するポペット弁を介して連通し、磁気粘性流体を収容したリザーバと、内部に磁気粘性流体を充填して第1及び第2の隔室に連通して磁気粘性流体を流通させる連通路と、この連通路の途上に形成される狭隘部と、この狭隘部に磁界を形成する永久磁石とを具備し、前記ピストンの極めて遅い相対変位を許容するが、他の速度の相対変位に抵抗を付与して振動を減衰することを特徴とする磁石粘性体流動型制振装置。
IPC (3件):
F16F 9/53 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/03
FI (3件):
F16F 9/53 ,  F16F 15/02 G ,  F16F 15/03 H
Fターム (13件):
3J048AA06 ,  3J048AC04 ,  3J048AC05 ,  3J048BE03 ,  3J048BE09 ,  3J048CB21 ,  3J048EA13 ,  3J048EA38 ,  3J069AA50 ,  3J069DD25 ,  3J069EE10 ,  3J069EE27 ,  3J069EE32
引用特許:
審査官引用 (2件)

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