特許
J-GLOBAL ID:200903016163261285

光位相変調評価装置及びその位相校正方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-198791
公開番号(公開出願番号):特開2007-274664
出願日: 2006年07月20日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】光位相変調信号の光位相検波器としてビット遅延干渉計を2つ備えるとともにそれらのビット遅延干渉計間に所定の光位相差を持たせることによって、光位相変調信号の相対ビット間位相差の測定を高精度に行える光位相変調評価装置を提供する。【解決手段】アーム2dにビット遅延器2fを含んで構成され、入力された光位相変調信号を光強度変換信号に変換して出力するビット遅延干渉計2と、アーム3dにビット遅延器3f及び所定の光位相差を持つ光位相遅延器3jを含んで構成され、光位相変調信号を光強度変換信号に変換して出力するビット遅延干渉計3と、ビット遅延干渉計2、3からそれぞれ出力される位相の異なる2つの光強度変換信号をバランスド受信しその電気信号波形をそれぞれ出力するバランスドレシーバ4、5と、それらの電気信号波形のディジタル値に基づいて、光位相変調信号の相対ビット間位相差を求める信号処理手段8とを備えた。【選択図】図1
請求項(抜粋):
光搬送波がデータ信号によって位相変調されてなる光位相変調信号を受けて2つの光に分波する光分波器(1)と、 2つのアームのいずれか一方にビット遅延器(2f)を含んで構成され、前記光分波器から出力される一方の前記光位相変調信号を受けてそれぞれの前記アームを通る2つの光に分波するとともにそれぞれの該アームを通った2つの光を合波して干渉させ、それによって得られた、当該光位相変調信号が変換されてなる2つの互いの位相の180°異なる光強度変換信号を出力する第1のビット遅延干渉計(2)と、 2つのアームのいずれか一方にビット遅延器(3f)と所定の光位相差を持つ光位相遅延器(3j)とを含んで構成され、前記光分波器から出力される他方の前記光位相変調信号を受けてそれぞれの前記アームを通る2つの光に分波するとともにそれぞれの該アームを通った2つの光を合波して干渉させ、それによって得られた、当該光位相変調信号が変換されてなる2つの互いの位相の180°異なる光強度変換信号を出力する第2のビット遅延干渉計(3)と、 前記第1のビット遅延干渉計から出力される2つの前記光強度変換信号のそれぞれを2つの受光器(4a、4b)のそれぞれで受けて光電変換し、それによって得られたそれぞれの出力を減算して第1の電気信号波形を出力する第1のバランスドレシーバ(4)と、 前記第2のビット遅延干渉計から出力される2つの前記光強度変換信号のそれぞれを2つの受光器(5a、5b)のそれぞれで受けて光電変換し、それによって得られたそれぞれの出力を減算して第2の電気信号波形を出力する第2のバランスドレシーバ(5)と、 前記第1のバランスドレシーバから出力される前記第1の電気信号波形を順次ディジタル変換し、得られたその第1の波形データを順次メモリに記憶する第1の電気波形測定部(6)と、 前記第2のバランスドレシーバから出力される前記第2の電気信号波形を順次ディジタル変換し、得られたその第2の波形データを順次メモリに記憶する第2の電気波形測定部(7)と、 前記第1及び第2の電気波形測定部のそれぞれのメモリから順次読み出された前記第1及び第2の波形データに基づいて前記光位相変調信号の相対ビット間位相差を求める信号処理手段(8)とを備え、前記第2のビット遅延干渉計に設けられた前記光位相遅延器の前記所定の光位相差は、前記第1の電気信号波形に対する前記第2の電気信号波形の位相遅延量が0を含まない所定の位相遅延量となるような光位相差であることを特徴とする光位相変調評価装置。
IPC (5件):
H04B 10/08 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/142 ,  H04B 10/152
FI (2件):
H04B9/00 K ,  H04B9/00 L
Fターム (16件):
5K102AA11 ,  5K102AA15 ,  5K102AH27 ,  5K102LA04 ,  5K102LA11 ,  5K102MA02 ,  5K102MB12 ,  5K102MC06 ,  5K102MD01 ,  5K102MH03 ,  5K102MH27 ,  5K102PD13 ,  5K102PH47 ,  5K102RB01 ,  5K102RD26 ,  5K102RD28
引用特許:
出願人引用 (2件)

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