特許
J-GLOBAL ID:200903016167781739

耐遅れ破壊特性に優れた高力ボルト及びその鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 信之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-082325
公開番号(公開出願番号):特開2002-276637
出願日: 2001年03月22日
公開日(公表日): 2002年09月25日
要約:
【要約】【課題】 1200N/mm2以上のボルト引張強さを有する耐遅れ破壊特性に優れた高力ボルト及びその鋼材を提供する。【解決手段】 頭部1と軸部2とが鋼材で形成される高力ボルトであって、鋼材は、ボルト引張強さTS(N/mm2)と焼戻温度T(°C)との関係が、下記の(1)式を満足し、かつ、ボルト引張強さTSと、その化学成分から計算される炭素当量Ceq(%)との関係が下記の(2)式を満足するとともに、焼入れ及び焼戻しによりボルト引張強さが1200N/mm2以上で、1600N/mm2以下の範囲に調質する。TS≦1.1T+850 ・・・・・・・・・(1)TS≦550Ceq+1000 ・・・・・・・・・(2)ここで、Ceq=C+(Mn/6)+(Si/24)+(Ni/40)+(Cr/5)+(Mo/4)+(V/14)
請求項(抜粋):
高力ボルトの引張強さTS(N/mm2)と焼戻温度T(°C)の関係が下記(1)式を満足し、かつ、前記高力ボルトの引張強さTS(N/mm2)とその高力ボルト用の鋼材の化学成分から計算される炭素当量Ceq(%)の関係が下記(2)式を満足し、焼入れ,焼戻しによりボルト引張強さが1200N/mm2以上で、1600N/mm2以下の範囲に調質されていることを特徴とする高力ボルト。TS≦(1.1T+850) (1)TS≦(550Ceq+1000) (2)TS:高力ボルト引張強さ(N/mm2)T :焼戻温度(°C)Ceq:炭素当量(%)ここで、Ceq=C+(Mn/6)+(Si/24)+(Ni/40)+(Cr/5)+(Mo/4)+(V/14)
IPC (4件):
F16B 35/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/24 ,  C22C 38/28
FI (4件):
F16B 35/00 J ,  C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/24 ,  C22C 38/28
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (3件)

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