特許
J-GLOBAL ID:200903016173540476

殺菌済み軟質ナチュラルチーズ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 金田 暢之 ,  伊藤 克博 ,  石橋 政幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-270330
公開番号(公開出願番号):特開2004-105048
出願日: 2002年09月17日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】従来の軟質ナチュラルチーズで問題となっていた保存中の酸度上昇を防止し、風味や品質の劣化を防止することにより、保存性を向上させた賞味期間の長いフレッシュチーズ及びこのフレッシュチ-ズの製造法を提供することを課題とする。【解決手段】原料乳からチーズホエーとして除去される画分を精密濾過処理又は限外濾過処理により予め除去してこれを濃縮し、得られたカゼイン濃度の高い濃縮原料乳を加熱殺菌後、容器にスターターとともに密封して醗酵させることで密封容器入り軟質ナチュラルチーズを得る。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
軟質ナチュラルチーズの製造方法であって、 原料乳を精密濾過処理又は限外濾過処理して、水分、灰分及び乳糖を含む画分を除去してカゼイン濃度を高めた濃縮原料乳を調製する濃縮工程、 該濃縮原料乳を加熱殺菌し、次いで冷却する工程、 加熱殺菌した該原料乳に乳酸菌及び/又はレンネットを添加し混合して醗酵用の原料混合物を調製する混合工程、及び 該原料混合物を容器に充填し密封後、10乃至40°Cで該原料混合物を醗酵させる醗酵工程 を有し、 前記濃縮工程において除去される画分が、チーズホエーとして除去される量に相当する水分、灰分及び乳糖を含む ことを特徴とする密封容器入り軟質ナチュラルチーズの製造方法。
IPC (1件):
A23C19/076
FI (1件):
A23C19/076
Fターム (3件):
4B001AC06 ,  4B001BC99 ,  4B001EC99
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • CHEESE AND FERMENTED MILK FOODS, 1978, 2版, 510-516

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