特許
J-GLOBAL ID:200903016202897710
半乾留ガス化焼却方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高良 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-348653
公開番号(公開出願番号):特開平9-170732
出願日: 1995年12月18日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 半乾留炉で生成したガスの燃焼炉における実質的な完全燃焼が確保され、ダイオキシン類等の熱分解性有害物質の生成及び排出、ダストの高濃度排出が効果的に防止され、対象物の焼却を可及的速やかに行う。【解決手段】 生成ガス用空気供給ノズル66から生成ガス燃焼炉C内に一定流量で空気を高速噴射する。制御装置Fは、生成ガス燃焼火炎の安定及び生成ガス燃焼炉C内温度が所定温度を上回ったことを判別すると、助燃バーナ86に消火を指令する。完全燃焼のための温度範囲を下回る場合、制御装置Fは助燃バーナ86に作動指令を送る。制御装置Fは、生成ガス燃焼炉Cの廃ガス中の酸素濃度が所定範囲を下回ると判別すると、半乾留炉A内に供給する空気量を減少させ、所定範囲を上回ると判別すると、半乾留炉A内に供給する空気量を増大させる。
請求項(抜粋):
収容した対象物の一部の無炎燃焼によって生ずる熱により前記対象物のうち他の部分を乾留して可燃性ガスを生成させる半乾留炉と、その対象物の一部の燃焼のための酸素含有ガスを半乾留炉に対し供給する対象物用酸素含有ガス供給手段と、前記生成ガスを燃焼させる燃焼炉と、その生成ガスの燃焼のための酸素含有ガスを燃焼炉に対し供給する生成ガス用酸素含有ガス供給手段を備えてなる焼却装置による焼却方法であって、燃焼炉内の温度を検出することと、前記生成ガスを実質上完全燃焼させるために要する熱量を、燃焼炉内温度に応じ、燃焼炉内に補給することと、前記生成ガス用酸素含有ガス供給手段により、燃焼炉に対し酸素含有ガスを一定流量で供給することと、燃焼炉の廃ガス中の酸素濃度を検出することと、燃焼炉の廃ガス中の酸素濃度が、燃焼炉内における生成ガスの実質的な完全燃焼に対応するものとなるよう、その酸素濃度の上昇及び低下に応じ、前記対象物用酸素含有ガス供給手段による酸素含有ガスの半乾留炉内への供給流量をそれぞれ増大及び減少させることを含むことを特徴とする焼却方法。
IPC (9件):
F23G 5/027 ZAB
, F23G 5/027
, F23C 11/00 ZAB
, F23C 11/00 316
, F23G 5/00 ZAB
, F23G 5/00
, F23G 5/00 119
, F23G 5/50 ZAB
, F23G 5/50
FI (13件):
F23G 5/027 ZAB A
, F23G 5/027 ZAB Z
, F23C 11/00 ZAB
, F23C 11/00 316
, F23G 5/00 ZAB
, F23G 5/00 ZAB E
, F23G 5/00 119 E
, F23G 5/00 119 F
, F23G 5/50 ZAB M
, F23G 5/50 ZAB J
, F23G 5/50 ZAB N
, F23G 5/50 ZAB H
, F23G 5/50 ZAB K
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭63-302212
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廃棄物の乾留ガス化焼却処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-098108
出願人:株式会社キンセイ産業
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特開昭49-010573
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