特許
J-GLOBAL ID:200903016203469038

核磁気共鳴システムにより発生されるマクスウェル項位相誤差を補正する方法及び核磁気共鳴システムにより位相コントラスト・アンジオグラムを形成する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-078214
公開番号(公開出願番号):特開平10-328160
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 位相コントラスト画像におけるマクスウェル項によるアーティファクトを除去することのできる磁気共鳴システムにより発生されるマクスウェル項位相誤差を補正する方法及び核磁気共鳴システムにより位相コントラスト・アンジオグラムを形成する方法を提供する。【解決手段】 位相コントラスト・アンジオグラムにおけるマクスウェル項によって生ずるアーティファクトを減少させ又は除去する。核磁気共鳴データを収集するために用いられるパルス・シーケンスを調節して、アーティファクトを減少させる若しくは除去することができ、又は再構成される位相画像に対して位相補正を行って、アーティファクトを除去することができる。
請求項(抜粋):
位相コントラスト・パルス・シーケンスを用いたアンジオグラムの形成中に核磁気共鳴システムにより発生されるマクスウェル項位相誤差を補正する方法であって、(a) 前記位相コントラスト・パルス・シーケンスについてオペレータが選択した入力パラメータを確立する工程と、(b) 該パラメータに基づいて勾配波形を決定する工程と、(c) 前記パルス・シーケンス内の時間tmaxwellの間に作用している勾配波形に基づいて補正係数を算出する工程と、(d) 前記位相コントラスト・パルス・シーケンスを、前記時間tmaxwellの間に印加される2つの異なる対応する流れエンコーディング勾配第1モーメントと共に用いて、2つのデータ・セットZ1 及びZ2 を収集する工程と、(e) 収集された該データ・セットZ1 及びZ2 から2つの画像データ・セットZfe1 及びZfe2 を再構成する工程と、(f) 算出された前記補正係数を用いて、マクスウェル位相誤差ΔφM を算出する工程と、(g) 前記画像データ・セットZfe1 及びZfe2 から、算出された前記マクスウェル位相誤差ΔφM を相殺するように前記画像データ・セット内の各々のピクセルにおける位相が補正されている位相コントラスト・アンジオグラムを形成する工程とを備えた核磁気共鳴システムにより発生されるマクスウェル項位相誤差を補正する方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/54
FI (3件):
A61B 5/05 374 ,  A61B 5/05 311 ,  G01N 24/02 530 Y
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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