特許
J-GLOBAL ID:200903016241724130
チルト式ステアリング装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-161483
公開番号(公開出願番号):特開平10-007003
出願日: 1996年06月21日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【目的】 部品点数が少なく、軽量で安価な構造を得る。又、固定ブラケットに対するステアリングコラム3の支持剛性を高める。【構成】 ステアリングコラム3の中間部に、このステアリングコラム3と一体で下方に膨出した凸状部11を形成する。この凸状部11に、固定ブラケットに形成した長孔と整合する通孔10を形成する。上記凸状部11の両側に存在する各平板部20に凹溝21、21を形成し、これら各平板部20の剛性を高める。剛性を高めた分、これら各平板部20と固定ブラケットを構成する各鉛直板部の内側面との当接圧が向上し、ステアリングコラム3の支持剛性が高くなる。
請求項(抜粋):
後端部にステアリングホイールを固定するステアリングシャフトを挿通し、その前端部を横軸により枢支されるステアリングコラムと、このステアリングコラムの中間部下面に固設された昇降ブラケットと、この昇降ブラケットに横方向に形成された通孔と、1対の鉛直板部を備え、この鉛直板部により上記昇降ブラケットを左右から挟む状態で車体に固定される固定ブラケットと、上記各鉛直板部の一部で上記通孔に整合する部分に形成された、上下方向に長い長孔と、この長孔と上記通孔とを挿通された杆状部材と、この杆状部材の一端に設けられた押圧部と、上記杆状部材の他端に係合した押圧部材と、この押圧部材にその基端部を固定し、揺動に伴って上記押圧部材と押圧部との間隔を拡縮させるチルトレバーとを備えたチルト式ステアリング装置に於いて、上記昇降ブラケットは上記ステアリングコラムの中間部を膨出させる事により、このステアリングコラムと一体に形成された凸状部により構成されたものであり、この凸状部はその側面に形成された凹溝により断面係数を高め、剛性の向上が図られている事を特徴とするチルト式ステアリング装置。
引用特許:
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