特許
J-GLOBAL ID:200903016294877885

ベアリング用シール板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-289640
公開番号(公開出願番号):特開平10-131973
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 外輪の内周面に形成した環状の係止溝内に、シール板をベアリングの軸芯と同心状になるように挿着できるようにする。【解決手段】 外輪2の内周面に形成した内側面2a、底面2b及び外側面2cから成る断面形状が略U字形の環状の係止溝2′内に、その外周縁部を挿着して係止溝2′の内側面2a及び外側面2cへ弾性的に当接させるようにしたプラスチック製の環状のベアリング用シール板1に於いて、前記シール板1の外周縁部の内側面に、係止溝2′の内側面2aに面接触状態で当接する断面形状が略台形の突部1aを環状に形成し、又、シール板1の外周縁部の外側面に、係止溝2′の外側面2cに屈曲状態で当接する薄肉の突条1cを環状に形成し、更に、シール板1の外周面に、シール板1の直径方向への移動を規制してシール板1をベアリングの軸芯φと同心状態で係止溝2′内へ挿着する位置決め突起1eを形成する。
請求項(抜粋):
外輪(2)の内周面両端部に形成され、ベアリングの軸芯(φ)に対して垂直状の内側面(2a)、底面(2b)及び外開き状に傾斜した外側面(2c)から成る断面形状が略U字形の環状の係止溝(2′)内に、その外周縁部を挿着して係止溝(2′)の内側面(2a)及び外側面(2c)へ弾性的に当接させると共に、その内周縁部と内輪(3)との間に僅かな間隙(G2 )を設けるようにした非接触型のプラスチック製の環状のベアリング用シール板(1)に於いて、前記シール板(1)の外周縁部の内側面に、係止溝(2′)の内側面(2a)に面接触状態で当接する断面形状が略台形の突部(1a)を環状に形成し、又、シール板(1)の外周縁部の外側面に、係止溝(2′)の外側面(2c)に屈曲状態で当接する薄肉の突条(1c)を環状に形成し、更に、シール板(1)の外周面に、シール板(1)の直径方向への移動を規制してシール板(1)をベアリングの軸芯(φ)と同心状態で係止溝(2′)内へ挿着する位置決め突起(1e)を形成したことを特徴とするベアリング用シール板。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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