特許
J-GLOBAL ID:200903016335258672

逆入力遮断クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 江原 省吾 ,  田中 秀佳 ,  白石 吉之 ,  城村 邦彦 ,  熊野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-165075
公開番号(公開出願番号):特開2007-333069
出願日: 2006年06月14日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】 トルク伝達手段の簡素化によりコスト低減を実現する。【解決手段】 入出力軸22,23と、固定外輪21と、固定外輪21と出力軸23間に係合離脱可能に設けられたローラ30a,30b、および、ローラ30a,30bを固定外輪21と出力軸23間に係合させる方向に付勢する弾性部材42からなり、出力軸23からの逆入力トルクに対して出力軸23をロックし、入力軸22からの回転トルクに対してロック状態を解除するロック手段44と、入出力軸22,23間に設けられ、ロック解除状態の時に、入力軸22からの回転トルクを出力軸23に伝達するトルク伝達手段45とを備え、トルク伝達手段45は、出力軸23のローラ30a,30bとのカム面31a,31bに設けられ、ロック手段44によるロック解除時に弾性部材42a,42bの弾性力に抗して移動するローラ30a,30bをその移動方向に係止させる凸状段差46a,46bで構成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
回転トルクが入力される入力側部材と、回転トルクが出力される出力側部材と、回転が拘束される静止側部材と、その静止側部材と前記出力側部材との間に係合離脱可能に設けられた複数対の係合子、および各対の係合子間に配設されて両側の係合子をそれぞれ静止側部材と出力側部材に係合させる方向に付勢する弾性部材とからなり、出力側部材からの逆入力トルクに対して出力側部材をロックし、入力側部材からの入力トルクに対してロック状態を解除するロック手段と、前記入力側部材と出力側部材との間に設けられ、ロック解除状態の時に、入力側部材からの入力トルクを出力側部材に伝達するトルク伝達手段とを備えた逆入力遮断クラッチであって、 前記トルク伝達手段は、出力側部材の係合子との接触面でその係合子の弾性部材側部位に設けられ、ロック手段によるロック解除時に弾性部材の弾性力に抗して前記接触面上を移動する係合子をその移動方向に係止させる係止部で構成したことを特徴とする逆入力遮断クラッチ。
IPC (1件):
F16D 41/06
FI (1件):
F16D41/06 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)

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