特許
J-GLOBAL ID:200903016386185408

通信システム中の装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-534214
公開番号(公開出願番号):特表2001-509994
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 2001年07月24日
要約:
【要約】本発明は2つの周波数帯(FB1、FB2)の無線信号を受信するように適合化された受信機(104)を含む受信機装置に関する。周波数帯(FB1)中の一方の無線信号は一定のチャネル間隔を有する無線システム(AMPS、NMT)用の通信信号を構成し、他方、第2の周波数帯(FB2)の無線信号は第2の一定のチャネル間隔を有する第2の無線システム(PCS1900、DCS1800、GSM)用の通信信号を構成する。受信機(104)は2つの入力(108、11)を含み、それらは各々異なる周波数帯およびチャネル間隔を有する無線システム用として意図されている。1つの入力(108)上に発生する無線信号に対して、RFレンジからベースバンド周波数レンジへの直接的なミキシングが実行される。第2の入力(108)上に発生する無線信号に対しては、無線周波数レンジからベースバンド周波数レンジへのミキシングは中間周波数レンジを経由して実行される。更に、受信機(104)は、両方の無線システム用のベースバンド信号を供給するように意図された出力(112)を含む。この出力(112)は、無線システムに共通のベースバンドユニットへつながれる。ベースバンドユニットの中では、ベースバンド周波数レンジへ既にミキシングされている受信された無線信号に対して、就中、低域通過フィルタリング、検出および隣接チャネルの抑制が実行される。
請求項(抜粋):
少なくとも第1および第2の周波数帯(FB1、FB2、...)内の無線周波数信号(RF信号)用の受信機装置であって、第1周波数帯の前記信号が狭いチャネル間隔を有する特定の無線システム(NMT、AMPS)用の通信信号を構成しており、また第2周波数帯の前記信号が広いチャネル間隔を有する特定の第2無線システム(PCS1900、DCS1800)用の通信信号を構成しており、 a)前記第1および第2の周波数帯にそれぞれ対応して、少なくとも第1および第2のサブリンクを有する受信機(104)、 b)第1または第2の周波数帯の入力信号を、前記入力信号が属するシステムに依存して、受信機(104)の第1または第2のサブリンクへ経路選択するための適合化ユニット(101)、 c)受信機(104)の前記第1サブリンクが、c1)RF信号を、対応するIF信号へ変換するためのミキシング手段(202)、および前記第1周波数帯(FB1)に対応するバンド幅を有する少なくとも第1および第2のフィルタ手段(201、203)、 c2)前記IF信号の復調のための第1復調手段(205)であって、第1のベースバンドにある復調されたIF信号の直交する成分(Ia、Iq)に対する第1の出力対(209、210)を有する第1復調手段(205)、を含んでおり、更に、 d)前記第2のサブリンクが、前記RF信号の復調のための第2復調手段(213)であって、第2のベースバンドにある復調されたRF信号の直交成分(Id、Qd)に対する第2出力対(217、218)を有する第2復調手段(213)を含んでおり、そして、 e)前記第1および第2の出力対を共通の受信機出力(112)へつなぐための装置(216)、を特徴とする受信機装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 2モード携帯式デジタル信号送受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-143476   出願人:アルカテル・モビル・コミユニカシオン・フランス
  • 受信機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-153113   出願人:三菱電機株式会社
  • 無線通信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-123308   出願人:日本電気株式会社

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