特許
J-GLOBAL ID:200903016408964430

土木構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-022643
公開番号(公開出願番号):特開平11-209987
出願日: 1998年01月20日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 鋼製枠内に中詰材を充填してなる土木構造物における鋼材使用量を削減する。【解決手段】 鋼製の複数の柱材21と奥行材22と梁材23とにより複数の箱枠セル25が連続形成された鋼製枠27を設置する。この鋼製枠27の最外面に中詰材の漏出を防止するスクリーン面材26を取り付ける。鋼製枠27の内部に中詰材を充填して,土留め,擁壁,砂防ダム等の土木構造物とする。また,鋼製枠27の少なくとも最前面のスクリーン面材26として,内部に充填される中詰材の内部圧力に対して張力で抗する引っ張り材(フラットバ-等)を用いる。当該土木構造物に作用する外力は,鋼製枠27の骨組み強度と内部の中詰材のせん断抵抗力とで抗するので,鋼製枠27自体の強度は小さく済む。
請求項(抜粋):
鋼製の複数の前面側柱材,複数の後面側柱材と,前記複数の前面側柱材を結合する前面側の上部梁材,下部梁材および前記複数の後面側柱材を結合する後面側の上部梁材,下部梁材と,対向する前面側柱材と後面側柱材とを結合する上部奥行材,下部奥行材とにより形成された,少なくとも左右方向に連続する複数の箱枠セルからなる鋼製枠と,この鋼製枠の内部に充填された中詰材とからなる土木構造物において,前記鋼製枠の各箱枠セルにおける対向する前面側柱材,後面側柱材と上部奥行材,下部奥行材とからなる側面四角形枠を,斜め材を設けずに単に四角形状に接合して構成し,前記鋼製枠の最外面にスクリーン面材を取り付けるとともに,これら最外面のスクリーン面材のうち,少なくとも,最前面の柱材間に取り付けられるスクリーン面材を,中詰材による内部圧力に対して張力で抗する引っ張り材としたことを特徴とする土木構造物。
IPC (5件):
E02D 17/20 103 ,  E02B 3/08 301 ,  E02B 3/12 ,  E02B 7/02 ,  E02D 29/02 308
FI (5件):
E02D 17/20 103 G ,  E02B 3/08 301 ,  E02B 3/12 ,  E02B 7/02 B ,  E02D 29/02 308
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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