対患者注入装置のためのディスペンサー

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (5件)：倉内基弘 , 風間弘志 , 遠藤朱砂 , 吉田匠 , 中島拓
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-587463
公開番号（公開出願番号）：特表2005-523127
出願日： 2003年03月31日
公開日（公表日）： 2005年08月04日
要約：

本発明は、患者に例えばインシュリン等の流体を送出するための装置(10)に係る。本装置(10)は、出口組立体(70)と、出口組立体(70)に対し接続される出口(36)に向かって伸長する側壁(32)を含むリザーバ(30)とを含む。ねじ式の親ねじ(202)は、リザーバ(30)に受け入れられ、また、プランジャー(204)は、リザーバ(30)の側壁(32)に沿って直線的に摺動可能な外周面を有すると共に、親ねじ(202)にねじで受けられる内周面を有する。プランジャー(202)は、上記側壁(32)に対し回転せず、親ねじ(202)の回転がリザーバ(30)内でプランジャー(204)を前進させて出口(36)から流体を押し出すようにされる。本装置(10)はまた、親ねじ(202)を回転させるための回転要素と形状記憶素子(220)とを有するディスペンサー(40)を含む。帯電していない長さから帯電した長さへと縮小する可変長の形状記憶素子(220)は上記回転要素をリセットする。

請求項（抜粋）：

患者に流体を送出するための装置であって、出口組立体と、出口組立体に接続される出口に向かって伸長する側壁を含むリザーバと、前記出口に向かって伸長し、リザーバ内に少なくとも一部が受け入れられる親ねじと、親ねじに取り付けられ、かつ、リザーバの側壁に沿って直線的に摺動可能な外周面を有するプランジャーと、ディスペンサーとを備え、プランジャー及び親ねじは、親ねじの第1方向への回転が、プランジャーをリザーバの出口に向かって側壁に沿って摺動させるように連動的に構成され、ディスペンサーは、少なくとも1回のチャージがかけられた場合に帯電していない長さから帯電した長さへと縮小する可変長さを有する細長い形状記憶素子を含み、形状記憶素子は、帯電していない長さから帯電した長さへと縮小する可変長の該形状記憶素子が、親ねじの第1方向への回転を引き起こすように、親ねじに取り付けられる第1端部と、親ねじに巻き付けられる形状記憶素子の一部分と、親ねじに対して固定される第2端部とを有する流体送出装置。

IPC (2件)：

A61M5/28 , A61M5/24

FI (2件)：

A61M5/28 , A61M5/24

Fターム (8件)：

4C066AA10 , 4C066BB01 , 4C066CC01 , 4C066DD11 , 4C066FF05 , 4C066HH12 , 4C066QQ32 , 4C066QQ84

引用特許：

審査官引用 (5件)

特開昭63-164963
特開平2-308976
特開昭63-164963

全件表示

前のページに戻る