特許
J-GLOBAL ID:200903016469395900

中空糸用紡糸口金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-315064
公開番号(公開出願番号):特開平11-152615
出願日: 1997年11月17日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 中空率が50%以上であって、かつ、中空割れや貼り合わせ不良のない高中空糸を容易かつ安定して得ることできる紡糸口金を提供する。【解決手段】 円(C)の円周に外接して円弧状のスリット流路孔(H)が等配に4〜8個設けられ、かつ該スリット流路孔(H)はその内縁(Ei)部両端近傍に円(C)の略中心方向へ半円状に突出する突出流路孔(h)を有し、口金のポリマー吐出面において、該スリット流路孔(H)群のポリマー濡れ縁によって囲繞されて形成される開口流路面積と、前記円(C)で囲繞される面積とで定義される流路占有率R(%)が7%≦R≦10%であって、前記円(C)の直径(D)が1.6mm〜1.8mm、互いに隣接する前記のスリット流路孔(H)間の間隔(t)が0.08mm〜0.1mm、突出流路孔(h)の口金吐出面での全開口流路面積に占める割合が、2.0〜10.0%以下である紡糸口金。
請求項(抜粋):
下記の要件a〜eを同時に満足する複数の吐出孔を有する中空糸用紡糸口金。a.同一円(C)の円周に外接して円弧状のスリット流路孔(H)が等配に4個以上、8個以下設けられ、かつ該スリット流路孔(H)はその内縁(Ei)部両端近傍に円(C)の略中心方向へ半円状に突出する突出流路孔(h)を有し、b.口金のポリマー吐出面において、該スリット流路孔(H)群のポリマー濡れ縁によって囲繞されて形成される開口流路面積をS2とし、前記円(C)で囲繞される面積をS1とした場合に、これらのS1とS2との間に成立する、流路占有率(R)=(S2/S1)×100という関係式において、該流路占有率(%)が7%≦R≦10%であって、c.前記円(C)の直径(D)が1.6mm以上、1.8mm以下であり、d.互いに隣接する前記のスリット流路孔(H)間の間隔(t)が0.08mm以上、0.1mm以下であり、e.突出流路孔(h)群のみで構成される、口金吐出面での全開口流路面積(S3)が前記開口流路面積(S2)に占める割合(S3/S2×100)が、2.0%以上、10.0%以下であること。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特殊中空糸用紡糸口金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-130209   出願人:帝人株式会社
  • 特開昭49-041625
  • 特公昭48-027608
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審査官引用 (4件)
  • 特殊中空糸用紡糸口金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-130209   出願人:帝人株式会社
  • 特開昭49-041625
  • 特公昭48-027608
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