特許
J-GLOBAL ID:200903016482754375

多点観測網を利用した測位システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-071947
公開番号(公開出願番号):特開2003-270318
出願日: 2002年03月15日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 衛星信号のキャリア位相を利用して、基準局と複数の観測局との相対位置を得る測位システムにおいて、基準局と任意の観測局とが共通に捕捉できている航法衛星が4個未満となった場合にも、測位計算を可能にする。【解決手段】 任意の観測局からのキャリア位相と基準局からのキャリア位相における衛星毎のキャリア位相差と、その任意の観測局以外の観測局を仮基準局とし、当該任意の観測局からのキャリア位相と仮基準局からのキャリア位相における衛星毎のキャリア位相差とを用いて、当該任意の観測点の測位演算を可能とする。
請求項(抜粋):
複数の観測点にそれぞれ設置された観測局衛星受信装置と、基準点に設置された基準局衛星受信装置と、前記複数の観測局衛星受信装置及び前記基準局衛星受信装置から伝送される複数の衛星信号のキャリア位相データを受信し、これら複数の衛星信号のキャリア位相データに基づいて各観測点の位置を測位演算する監視局装置とを備える、キャリア位相を利用した測位システムであって、前記監視局装置は、任意の観測局衛星受信装置からのキャリア位相と前記基準局衛星受信装置からのキャリア位相における衛星毎のキャリア位相差を求めるキャリア位相差処理手段と、当該任意の観測局衛星受信装置以外の観測局衛星受信装置を仮基準局衛星受信装置とし、当該任意の観測局衛星受信装置からのキャリア位相と前記仮基準局衛星受信装置からのキャリア位相における衛星毎のキャリア位相差を求める仮基準点キャリア位相差処理手段と、前記キャリア位相差処理手段の衛星毎のキャリア位相差、及び/又は前記仮基準点キャリア位相差処理手段の衛星毎のキャリア位相差を観測データとして利用可能として、当該任意の観測点の測位演算を行う測位演算処理手段を、有することを特徴とする多点観測網を利用した測位システム。
Fターム (8件):
5J062AA01 ,  5J062BB08 ,  5J062CC07 ,  5J062DD11 ,  5J062DD12 ,  5J062EE04 ,  5J062FF01 ,  5J062GG02
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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