特許
J-GLOBAL ID:200903016494285400

片受け三層複合管の製造方法とその装置および片受け三層複合管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青野 順三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087537
公開番号(公開出願番号):特開平8-258175
出願日: 1995年03月20日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【目的】 波形管を含む複合管の偏平剛性を格段に強化して下水用などの地中の埋設管として使用しても十分に信頼できる熱可塑性樹脂管とその製法、設備の開発。【構成】 直管状の内層管1の外周面上へ波形部23と直管部24とを交互に繰り返す中層管2を圧着して波形複合部Aと直管状の受口複合部Bよりなる二層複合管3を金型内で成形し、該二層複合管の外周面を所定温度まで加熱して、その面上へ真空雰囲気内で半溶融状の外層管4を被覆し、管理された熱と圧力差の条件下で緊密に圧着した三層複合管5を成形し、直管状の受口複合部から切断して所望の形状に拡径して受口を成形して製品とする。【効果】 外層管と中層管との圧着が波形部と受口部の外径差にも拘らず均等、緊密であるため、偏平剛性が高い上、皺のない平滑、美麗な外観の製品を高能率で生産できる。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂を原料とし、内層管1の外周面11の上に圧着する中層管2は凸部21と凹部22を交互に繰り返す波形部23と、該波形部23の一定長さを隔てる毎に形成する直管部24とによってそれぞれ波形複合部Aと受口複合部Bとを形成して管軸方向へ離脱する二層成形工程と、該二層複合管3をさらに管軸方向へ進行しつつ全長に亘って全外周面を所定の温度まで昇温する加熱軟化工程と、真空雰囲気内で前記の軟化した二層複合管3の外周面上へ溶融状態の環状熱可塑性樹脂を重ね合せて外周面を被覆して圧着し三層複合管5を成形する三層成形工程と、該三層複合管5の前記受口複合部Bを所定形状に変形する受口成形工程よりなることを特徴とする片受け三層複合管の製造方法。
IPC (14件):
B29D 23/00 ,  B29C 47/06 ,  B29C 47/24 ,  B29C 51/10 ,  B29C 57/04 ,  B29C 69/00 ,  B32B 1/04 ,  B32B 1/08 ,  B32B 3/30 ,  B32B 27/06 ,  F16L 11/10 ,  B29K101:12 ,  B29L 9:00 ,  B29L 23:00
FI (11件):
B29D 23/00 ,  B29C 47/06 ,  B29C 47/24 ,  B29C 51/10 ,  B29C 57/04 ,  B29C 69/00 ,  B32B 1/04 ,  B32B 1/08 A ,  B32B 3/30 ,  B32B 27/06 ,  F16L 11/10 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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