特許
J-GLOBAL ID:200903016522927391

利得制御機能付受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-332722
公開番号(公開出願番号):特開平11-168335
出願日: 1997年12月03日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 利得制御機能付受信装置の出力信号レベルの受光電力依存性を無くし、安定した2値データの再生を行う。【解決手段】 前置増幅器出力信号S2のレベルを検出するレベル検出器6を設け、その出力により利得制御機能付受信装置の出力信号の光信号“0”に対応したレベルのバイアス検出を行う。レベル検出器6は前置増幅器2の出力電圧が一定値以下の時には第1のピーク検波回路7をサンプルモードにし、一定値以上の時にはホールドモードにして検波出力を保持する。平均値検出器14は可変利得増幅器3の正相出力と逆相出力の平均電位を検出する。第1の比較器9は第1のピーク検波回路7の出力と平均値検出器14の出力の差を増幅し、可変利得増幅器3の逆相入力電圧として供給する。これにより、第1のピーク検波回路7の出力と平均値検出器14の出力の差は充分小さい値となり、可変利得増幅器3の出力信号のバイアスが安定化できる。
請求項(抜粋):
入力された信号と増幅器のオフセットを制御するオフセット制御信号との差を増幅して正相と逆相の信号を出力する可変利得増幅器と、上記可変利得増幅器に入力された信号のレベルを検出するレベル検出回路と、上記可変利得増幅器の正相出力と逆相出力の平均値を検出する平均値検出回路と、上記レベル検出器の出力が所定のレベル未満ならサンプルモードとし、上記所定のレベル以上ならホールドモードにし、サンプルモードにおいては上記可変利得増幅器の逆相出力のピーク値と上記平均値検出回路の出力の差を上記オフセット制御信号とし、このオフセット制御信号の出力が小さくなるように上記可変利得増幅器を制御し、ホールドモードにおいてはホールドモードになったときの上記可変利得増幅器の逆相出力のピーク値を保持しそのピーク値と平均値検出回路の出力の差を上記オフセット制御信号として上記可変利得増幅器を制御する動作点安定化回路と、上記可変利得増幅器の正相出力のピーク値が一定の値となるよう上記可変利得増幅器の利得を制御する利得制御回路とを有し、上記可変利得増幅器の正相出力または逆相出力からデータを再生することを特徴とする利得制御機能付受信装置。
IPC (6件):
H03G 3/30 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/04 ,  H04L 25/02 303 ,  H04L 25/03
FI (7件):
H03G 3/30 B ,  H03G 3/30 C ,  H03G 3/30 D ,  H04L 25/02 303 A ,  H04L 25/03 E ,  H04L 25/03 D ,  H04B 9/00 S
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 自動利得制御増幅装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-222314   出願人:富士通株式会社, 日本電信電話株式会社
  • 特開平4-056506
  • 特開平3-249811
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