特許
J-GLOBAL ID:200903016557814735

リアルタイム探査方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-207546
公開番号(公開出願番号):特開2001-033548
出願日: 1999年07月22日
公開日(公表日): 2001年02月09日
要約:
【要約】【課題】 媒質中の物体の存在をリアルタイムで検出でき、同時に、物体までの深さ検出も短時間で行えるリアルタイム探査方法及び装置を提供する。【解決手段】 送受信部16から移動方向前方への距離Xi と同方向の垂直方向への距離Yj と送受信部16が放射する波動信号の媒質1中の伝搬速度Vk を座標とする3次元配列を予め作成し、送受信部16を移動させながら、所定の時間間隔または移動距離毎に反射信号の反射時間と信号強度を対応付けて保存し、3次元配列の各ボクセル値を-X方向へ1ボクセル分シフトするとともに、シフト後の各ボクセル値に対して、座標値Xi ,Yj ,Vk で決定される反射時間に対応する保存された信号強度を単純加算または加重加算し、当該加算処理の度に、3次元配列の各(Xi ,Yj )座標におけるV軸方向の最大ボクセル値の何れかまたはその中の最大値が所定閾値を超えたとき、物体2が存在すると判定する。
請求項(抜粋):
媒質の表面または媒質中で送受信部を移動させながら、前記送受信部から電磁波または音波による波動信号を前記媒質中へ放射し、前記媒質中に存在する物体からの反射信号を前記送受信部が受信することにより、前記媒質中に存在する物体を探査するリアルタイム探査方法であって、前記送受信部の所定個所の現在位置を基準とする前記送受信部の移動方向前方への距離Xi と前記移動方向に垂直な方向への距離Yj 及び前記波動信号の前記媒質中における伝搬速度Vk を座標(Xi ,Yj ,Vk )とする3次元配列を予め作成する配列作成工程と、前記送受信部を移動させながら、所定の時間間隔または所定の移動距離毎に前記反射信号の反射時間と信号強度を対応付けて保存する信号保存工程と、前記信号保存工程が実行される度に、前記3次元配列の各ボクセル値を-X方向へ1ボクセル分シフトするとともに、前記シフト後の各ボクセル値に対して、座標値Xi ,Yj ,Vk で決定される反射時間に対応する前記信号保存工程で保存された信号強度を単純加算または加重加算する信号加算工程と、前記信号加算工程が実行される度に、前記3次元配列の各(Xi ,Yj )座標におけるV軸方向の最大ボクセル値の何れかまたはその中の最大値が所定の閾値を超えたときに、前記媒質中に物体が存在すると判定する物体検出工程とを備えてなるリアルタイム探査方法。
IPC (3件):
G01S 13/88 ,  G01V 1/28 ,  G01V 3/12
FI (3件):
G01S 13/88 G ,  G01V 1/28 ,  G01V 3/12 B
Fターム (6件):
5J070AB01 ,  5J070AC01 ,  5J070AD02 ,  5J070AE11 ,  5J070AK40 ,  5J070BG01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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