特許
J-GLOBAL ID:200903016564646139

芳香族ポリカルボン酸の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-003801
公開番号(公開出願番号):特開平9-194426
出願日: 1997年01月13日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 芳香族ポリカルボン酸の製造法を提供する。【解決手段】 幾つかの垂直段を有する反応器中にて、パラキシレンと酸素とを反応させることによってテレフタル酸が得られる。このとき反応は、酢酸を溶媒とし、そしてコバルト-マンガン-臭素錯体を触媒として行う。反応中、二酸化炭素を含有した気相を反応器の蒸気スペースから取り出す。気相を冷却して酢酸を凝縮させ、二酸化炭素を気相から分離して、この二酸化炭素を蒸気スペースまたは液相に、あるいはこれら両方に再循環させる。別の実施態様においては、酢酸を凝縮させた後の残りのガスを接触酸化にて処理して、一酸化炭素とメタン(存在する場合)を二酸化炭素に酸化し、この二酸化炭素の一部または全部を反応器に再循環させる。
請求項(抜粋):
(a) 飽和脂肪酸を溶媒としてある程度充填した反応器中で液相において、ポリアルキル置換ベンゼンを芳香族ポリカルボン酸に選択的に酸化する重金属部分酸化触媒の存在下にてポリアルキル置換ベンゼンと酸素高含量ガスとを接触させ、これによって前記芳香族ポリカルボン酸を含んだ液体生成物と二酸化炭素を含んだ廃棄ガス流れとを生成させる工程;(b) 前記廃棄ガス流れから二酸化炭素富化ガスを形成させる工程;(c) 分離した二酸化炭素富化ガスの少なくとも一部を冷却する工程;および(d) 冷却した二酸化炭素富化ガスを前記反応器に再循環させる工程;を含む、芳香族ポリカルボン酸の製造法。
IPC (4件):
C07C 63/15 ,  B01J 27/128 ,  C07C 51/265 ,  C07C 63/26
FI (4件):
C07C 63/15 Z ,  B01J 27/128 Z ,  C07C 51/265 ,  C07C 63/26 E
引用特許:
審査官引用 (5件)
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