特許
J-GLOBAL ID:200903016630716291

画像の階調補間方法及び装置、並びに、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-184421
公開番号(公開出願番号):特開平10-117285
出願日: 1997年06月24日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】 平均化処理を行なわずに多階調画像の階調ジャンプを解消する。【解決手段】 多階調画像領域から、階調補間の対象領域の輪郭を示すAタイプの輪郭線とBタイプの輪郭線をそれぞれ求める。そして、AタイプとBタイプの輪郭線の相互の包含関係を判断することによって対象領域を検出し、対象領域の輪郭を示す少なくとも1組の輪郭線セットを抽出する。さらに、対象領域内において、Aタイプの輪郭線とBタイプの輪郭線との間を(N+1)個の区分領域に区分し、(N+1)個の区分領域の中のN個の区分領域にN個の中間画像レベルを順次割り当てる。
請求項(抜粋):
第1の画像レベルから第2の画像レベルまで階調ジャンプのある多階調画像領域の階調を補間することによって、前記第1と第2の画像レベルの中間にあるN個(Nは1以上の整数)の中間画像レベルの領域を形成する方法であって、(a)前記多階調画像領域の画像データを処理することによって、前記第1の画像レベルを有する領域と前記第1の画像レベル未満の画像レベルを有する他の領域との境界を示すAタイプの輪郭線を表わす第1の輪郭データを求める工程と、(b)前記多階調画像領域の画像データを処理することによって、前記第1の画像レベルを有する領域と前記第2の画像レベル以上の画像レベルを有する他の領域との境界を示すBタイプの輪郭線を表わす第2の輪郭データを求める工程と、(c)前記第1と第2の輪郭データに基づいて前記AタイプとBタイプの輪郭線の相互の包含関係を判断することによって、前記第1の画像レベルを有する領域の中で前記第2の画像レベルを有する画像領域に隣接する領域を階調補間の対象領域として検出し、前記対象領域の輪郭を示す少なくとも1組の輪郭線セットを前記AタイプとBタイプの輪郭線の中から抽出する工程と、(d)前記対象領域内において、前記1組の輪郭線セットの中の前記Aタイプの輪郭線と前記Bタイプの輪郭線との間を(N+1)個の区分領域に区分し、前記(N+1)個の区分領域の中で前記第2の画像レベルの画像領域に近いN個の区分領域に前記N個の中間画像レベルを順次割り当てる工程と、を備える階調補間方法。
IPC (3件):
H04N 1/407 ,  G06T 5/00 ,  G06T 9/20
FI (3件):
H04N 1/40 101 E ,  G06F 15/68 310 J ,  G06F 15/70 335 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る