特許
J-GLOBAL ID:200903016637379673

金属の電着方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-223886
公開番号(公開出願番号):特開平6-065779
出願日: 1992年08月24日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 被電着物に金属を電着させる方法にあって、被電着物の表面のポーラス化用処理の有無にかかわらず、電着金属の多孔質化を十分に図る。【構成】 電着を行うにあたっては、メッキ槽(電解液)内に、陽極及び金属薄板からなる被電着物5を配置し、それらの間に直流電流を流す。この際、電解液3にイオン移動度の高い陽イオンと陰イオンとを組合わせた電解質例えば臭化水素酸を添加すると共に、表面張力を大きくする界面活性剤例えばグリセリンを添加しておく。すると、ポーラス化用処理の有無に拘らず被電着物5の表面において多量の水素ガスの微細な気泡が発生すると共に気泡の付着状態が維持されるようになり、金属が、その気泡包み込むように延びながら析出し、もって十分に多孔状とされた多孔質電着ニッケル層7を得ることができる。
請求項(抜粋):
金属イオンを含む電解液中に、陽極及び被電着物を配置し、それら陽極と被電着物との間に電流を流すことにより、前記被電着物に金属を電着させる方法において、前記電解液に、イオン移動度の高い陽イオンと陰イオンとを組合わせた電解質からなる添加剤を添加すると共に、表面張力を大きくする界面活性剤を添加することにより、電着金属の多孔質化を図るようにしたことを特徴とする金属の電着方法。
IPC (5件):
C25D 1/08 ,  B29C 33/38 ,  C25D 1/00 311 ,  C25D 1/00 361 ,  C25D 3/12
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る