特許
J-GLOBAL ID:200903016660819940

ΔΣ変調を用いるスイッチング増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-069711
公開番号(公開出願番号):特開2000-269761
出願日: 1999年03月16日
公開日(公表日): 2000年09月29日
要約:
【要約】【課題】 アナログ信号源22からの差動の音声信号を2つの2値量子化器Q1,Q2で量子化し、その量子化結果に対応して定電圧スイッチ9bをパルス駆動し、その出力パルスをLPF25で平滑化し、音声信号に復調することによって、高効率に電力増幅を行うようにした3値ΔΣ変調を用いるスイッチング増幅器21において、定電圧スイッチ9bの両出力端の電圧をそれぞれフィードバックするループ間のゲインのずれによるノイズの発生を抑制する。【解決手段】 前記定電圧スイッチ9bの両出力端の電位差を電位差検出回路31で検出し、その検出結果を周波数分析回路32によって各周波数成分毎に分割し、最小値ホールド回路33でその最小値を検出する。ゲイン変更回路34は、聴感上、特にノイズの影響の大きい成分などの特定の成分のホールド値が小さくなるように減衰器FB1の減衰率を調整し、前記ループゲインのずれを解消する。
請求項(抜粋):
ΔΣ変調回路が差動の入力信号をΔΣ変調し、その変調信号に応答してスイッチング回路が電源からの予め定める定電圧をスイッチングし、そのスイッチング出力をローパスフィルタによってアナログ変換して出力するとともに、前記スイッチング回路の両出力端の電圧を、減衰器を介するフィードバックループによって前記ΔΣ変調回路の入力側へ負帰還するようにしたΔΣ変調を用いるスイッチング増幅器において、前記スイッチング回路からのフィードバック信号をそれぞれ減衰する2つの減衰器のうち、少なくとも何れか一方の減衰率を可変とし、前記スイッチング回路の両出力端の電位差を検出する電位差検出手段と、前記電位差検出手段からの出力を周波数分析する周波数分析手段と、前記周波数分析手段の分析結果から、任意の周波数成分の最小値レベルを検出する最小値検出手段と、前記最小値検出手段の検出結果に応答して、前記減衰器の減衰率を変化するフィードバックゲイン変更手段とを含むことを特徴とするΔΣ変調を用いるスイッチング増幅器。
IPC (2件):
H03G 3/30 ,  H03M 3/02
FI (2件):
H03G 3/30 E ,  H03M 3/02
Fターム (14件):
5J064AA02 ,  5J064BA03 ,  5J064BB02 ,  5J064BB12 ,  5J064BC07 ,  5J064BC11 ,  5J064BC19 ,  5J064BD03 ,  5J100JA01 ,  5J100KA05 ,  5J100LA00 ,  5J100LA13 ,  5J100QA02 ,  5J100SA00
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • D級増幅器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-007483   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平4-061599
  • 特開昭54-021241
審査官引用 (3件)
  • D級増幅器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-007483   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開平4-061599
  • 特開昭54-021241

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