特許
J-GLOBAL ID:200903016668858847

宇宙航行体の姿勢推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-236447
公開番号(公開出願番号):特開平10-082656
出願日: 1996年09月06日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】この発明は、簡易な計算処理を実現したうえで、高精度な姿勢の推定を実現し得るようにすることにある。【解決手段】太陽センサ31の視野範囲X内で、太陽センサ31のセンサ出力とGPS受信機29で取得したGPS情報とに基づいて姿勢角情報を算出して、この位置情報と姿勢角情報とに基づいて角速度補正、ドリフト補正及び姿勢角補正を実行して姿勢角を推定すると共に、太陽センサ31のセンサ出力とGPS情報とに基づいて算出した姿勢角情報により地球センサ35のセンサ出力の誤差補正量を求め、太陽センサ31の視野範囲外Yに至ると、上記姿勢角情報に基づいた誤差補正量で地球センサ35のセンサ出力を補正して、その補正後のセンサ出力と姿勢角情報とに基づいて角速度補正、ドリフト補正及び姿勢角補正を実行して姿勢角を推定するように構成したものである。
請求項(抜粋):
地球の方位を検出する地球センサと、角速度情報を取得する慣性基準装置と、太陽の方位を検出する太陽センサと、GPS信号を受信してGPS情報を取得するGPS信号受信手段と、前記慣性基準装置で検出した角速度情報に基づいて姿勢角を算出する姿勢角算出手段と、前記慣性基準装置で検出した角速度情報を前記GPS信号受信手段で取得したGPS情報に基づいて補正する角速度補正手段と、前記太陽センサのセンサ出力と前記GPS信号受信手段で取得したGPS情報とに基づいて地球に対する姿勢角を算出する座標変換手段と、前記地球センサのセンサ出力と前記姿勢角算出手段で算出した姿勢角とを比較して前記地球センサの誤差補正量を求めて該誤差を補正する補正手段と、前記座標変換手段で算出した姿勢角と前記姿勢角算出手段で算出した地球に対する姿勢角とを比較して姿勢補正量を求めて補正する姿勢角補正手段と、前記太陽センサの視野範囲内において前記座標変換手段で算出した姿勢角と前記姿勢角算出手段で算出した姿勢角とに基づいて前記慣性基準装置のドリフト補正量を求めてドリフト補正を実行し、前記太陽センサの視野範囲外において前記補正手段で補正した前記地球センサのセンサ出力と前記姿勢角算出手段で算出した姿勢角とに基づいて前記慣性基準装置のドリフト補正量を求めてドリフト補正を実行するドリフト補正手段とを具備した宇宙航行体の姿勢推定装置。
IPC (4件):
G01C 21/24 ,  B64G 1/24 ,  G01S 5/14 ,  G05D 1/08
FI (4件):
G01C 21/24 ,  B64G 1/24 B ,  G01S 5/14 ,  G05D 1/08 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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