特許
J-GLOBAL ID:200903016724577406
プテリン誘導体を含有する放射線増感剤
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森田 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-099052
公開番号(公開出願番号):特開2003-292441
出願日: 2002年04月01日
公開日(公表日): 2003年10月15日
要約:
【要約】【課題】 放射線増感剤を提供する。【解決手段】 式(I):【化1】[R1及びR2は、OH、アミノ基、リン酸基、及びスルホン酸基からなる群から選んだ基1以上で置換されていることのあるC数1〜20のアルキル基、式R3-CO-(R3はC数1〜4のアルキル基)で表されるアシル基、式(a):【化2】で表されるアミノ酸残基、又はHであり;R4は、H又はC数1〜4のアルキル基であるか、あるいは、OH、カルボキシル基、カルバモイル基、メルカプト基、メチルチオ基、アミノ基、グアニジノ基、イミダゾリル基、フェニル基、ヒドロキシフェニル基、及びインドリル基からなる群から選んだ基1つで置換されたC数1〜4のアルキル基であり;Xはホルミル基又はヒドロキシメチル基であり;Aは式(Ia):【化3】で表される基であり;nは0又は1以上の整数である]で表されるプテリン誘導体、若しくはその環状体、又はその塩を含有する。
請求項(抜粋):
式(I):【化1】[式中、R1及びR2は、それぞれ独立に、場合により水酸基、アミノ基、リン酸基、及びスルホン酸基からなる群から選んだ基1又はそれ以上で置換されていることのある炭素数1〜20のアルキル基、式R3-CO-(R3は炭素数1〜4のアルキル基である)で表されるアシル基、式(a):【化2】で表されるアミノ酸残基、又は水素原子であり;R4は、水素原子、又は直鎖状若しくは分枝状の炭素数1〜4のアルキル基であるか、あるいは、置換基として水酸基、カルボキシル基、カルバモイル基、メルカプト基、メチルチオ基、アミノ基、グアニジノ基、イミダゾリル基、フェニル基、ヒドロキシフェニル基、及びインドリル基からなる群から選んだ基1つで置換されている直鎖状若しくは分枝状の炭素数1〜4のアルキル基であり;Xは、ホルミル基又はヒドロキシメチル基であり;Aは式(Ia):【化3】で表される基であり;nは0又は1以上の整数であるが、但し、Xがヒドロキシメチル基である場合にはnは0であるものとし、そしてnが1以上の整数である場合には、R1及びR2はそれぞれ水素原子であり、Xはホルミル基であるものとする]で表されるプテリン誘導体、若しくはその環状体、又はその塩を有効成分として含有することを特徴とする、放射線増感剤。
IPC (4件):
A61K 31/519
, A61P 35/00
, A61P 43/00 105
, C07D475/04
FI (4件):
A61K 31/519
, A61P 35/00
, A61P 43/00 105
, C07D475/04
Fターム (8件):
4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086CB09
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZB21
, 4C086ZB26
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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Free Radical Biology & Medicine, 2001, Vol.30, No.3, pages 248-259
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医学のあゆみ, 1989, Vol.150,No.14, pages 942-946
-
日本臨床 癌治療学(上), 19881019, pages 62-66
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