特許
J-GLOBAL ID:200903016768911346

超高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-000894
公開番号(公開出願番号):特開平8-188824
出願日: 1995年01月06日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 本発明により、B8 1.95T以上の超高磁束密度を有する一方向性電磁鋼板を工業的に安定生産することができる。【構成】 重量比で、C:0.10%以下、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.02〜0.30%、SおよびSeのうちから選んだ1種又は2種の合計:0.001〜0.040%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:0.0030〜0.0150%を基本成分とし、残余はFeおよび不可避的不純物よりなる一方向性電磁鋼熱延板に、熱延板焼鈍を施し、1回あるいは2回以上あるいは中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を実施し、脱炭焼鈍した後、最終仕上焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造する方法において、素材の組成成分にBiを0.0005〜0.05%を含有させ、最終板厚まで圧延されたストリップを脱炭焼鈍する前に、P H2 O /P H2 が0.4以下の雰囲気中で700°C以上の温度域へ100°C/sの加熱速度により加熱処理することを特徴とする、極めて高い磁束密度を有する一方向性電磁鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
重量比で、C :0.10%以下、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.02〜0.30%、SおよびSeのうちから選んだ1種又は2種の合計:0.001〜0.040%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N :0.0030〜0.0200%を基本成分とし、残余はFeおよび不可避的不純物よりなる一方向性電磁鋼熱延板に、熱延板焼鈍を施し、1回あるいは2回以上あるいは中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を実施し、脱炭焼鈍した後、最終仕上焼鈍を施して一方向性電磁鋼板を製造する方法において、素材の組成成分にBiを0.0005〜0.05%含有させ、最終板厚まで圧延されたストリップを脱炭焼鈍する前に、P H2 O/P H2 が0.4以下の雰囲気中で、100°C/秒以上の加熱速度で700°C以上の温度域へ急速に加熱処理することを特徴とする、極めて高い磁束密度を有する一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
  • 特開昭56-106839
  • 特開昭56-105936
  • 特開昭56-155759
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