特許
J-GLOBAL ID:200903016801869032

磁気テープカートリッジ用リールの溶着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-179964
公開番号(公開出願番号):特開平11-025649
出願日: 1997年07月04日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 超音波溶着時に上下リール間に径方向の相対変位が生じるのを防止すると共に、溶着時の変形や溶着むらの発生を防止し、高精度の磁気テープカートリッジ用リールを得ることのできる溶着装置を提供する。【解決手段】 溶着装置70は、溶着用受け台72と溶着用ホーン74とで、上リール4とこの上リール4のリールハブ42に組み付けられた下リール5とを挟んで、前記溶着用ホーン74から下リール5の溶着リブ5cに加える超音波振動エネルギーによって、上リール4と下リール5とを溶着して一体化する。上リール4を支える前記溶着用受け台72は、上リール4のフランジ部43の内周縁に当接することにより該上リール4を支えるフランジ当接部として、頂点をリール3の中心軸Oに一致させた円錐面75が設けられている。
請求項(抜粋):
有底円筒状を成して底部外面に回転駆動用の係合手段が設けられると共に円筒部の外周に磁気テープが巻回されるリールハブと、該リールハブの上端外周から径方向に張り出したフランジ部とを一体成形した上リールをリールハブの底部内面側から支える溶着用受け台と、中心部に前記係合手段を有する底部外面を挿通させる円形の開口が形成されると共に前記係合手段の周囲に形成された溶着用当接面に当接する溶着用リブが突設された下リールを前記リールハブの底部に組み付けた状態で上リール側に押さえ付ける溶着用ホーンとを備え、前記溶着用ホーンから前記溶着用リブに加える超音波振動エネルギーにより、前記上リールと前記下リールとを溶着して一体化する磁気テープカートリッジ用リールの溶着装置であって、前記上リールを支える溶着用受け台のフランジ当接部、或いは前記下リールを押さえ付ける溶着用ホーンのフランジ当接部の少なくとも一方が、その頂点を磁気テープカートリッジ用リールの中心軸に一致させた円錐状面とされていることを特徴とする磁気テープカートリッジ用リールの溶着装置。
IPC (4件):
G11B 23/107 ,  B29C 65/08 ,  G11B 23/087 508 ,  B29L 31:00
FI (3件):
G11B 23/107 ,  B29C 65/08 ,  G11B 23/087 508 F
引用特許:
出願人引用 (2件)

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