特許
J-GLOBAL ID:200903016833205560

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-267099
公開番号(公開出願番号):特開2002-081493
出願日: 2000年09月04日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 固有振動数が異なる2つの振動モードに対し、2つに分けた1対のTMDを独立して作用させたり、一体的に作用させたりすることにより、各TMDの質量体の全体的な質量和を低減しつつ各振動モードに必要とする質量を確保し、もって2つの振動モードを効果的に制振する制振装置を提供する。【解決手段】 建物11に互いに間隔を隔てて配置され、並進振動モードと捻れ振動モードのうち、建物の固有振動数が低い方のいずれかの振動モードの固有振動数に同調させて設定された一対の第1および第2TMD12,13と、建物の固有振動数が高い方の振動モードにおける一対のTMDそれぞれの質量体15の変位を抽出する変位量抽出手段17と、一対のTMDの質量体間に介設され、これら一対のTMDを一体として建物の固有振動数が高い方の振動モードの固有振動数に同調させるために、変位量抽出手段で抽出された変位差に応じたバネ力を質量体間に伝達するバネ部材18とを備える。
請求項(抜粋):
質量体、弾性支承体および減衰部材からなるTMDを備え、並進振動モードと捻れ振動モードの2つの振動モードが励起される制振対象物を制振するための制振装置であって、上記制振対象物に互いに間隔を隔てて配置され、並進振動モードと捻れ振動モードのうち、制振対象物の固有振動数が低い方のいずれかの振動モードの固有振動数に同調させて設定された一対のTMDと、制振対象物の固有振動数が高い方の振動モードにおける一対のTMDそれぞれの質量体の変位を抽出する変位量抽出手段と、一対のTMDの質量体間に介設され、これら一対のTMDを一体として制振対象物の固有振動数が高い方の振動モードの固有振動数に同調させるために、変位量抽出手段で抽出された変位差に応じたバネ力を質量体間に伝達するバネ部材とを備えたことを特徴とする制振装置。
IPC (2件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 341
FI (2件):
F16F 15/02 C ,  E04H 9/02 341 A
Fターム (6件):
3J048AA02 ,  3J048AD07 ,  3J048BA08 ,  3J048BE12 ,  3J048BF02 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 同調マスダンパ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-309132   出願人:株式会社大林組
  • 特開平4-363478
  • 制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-298542   出願人:前田建設工業株式会社
全件表示

前のページに戻る