特許
J-GLOBAL ID:200903016877858994
材質均一性、穴拡げ性に優れた高強度熱延鋼板の製造方法および鋼板
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
和田 憲治 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-053972
公開番号(公開出願番号):特開2003-253339
出願日: 2002年02月28日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 Ti,Nb,Crを添加せずに、720N/m2以上の強度レベルと70%以上の穴拡げ率を両立した熱延鋼板を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.06〜0.13%,Si:0.5〜1.0%,Mn:2.1〜3.0%,P:0.030%以下,S:0.003%以下,Al:0.02〜0.06%,N:0.002〜0.006%,O:0.0030%以下であり、必要に応じてB:0.0050%以下、Ca:0.0050%以下のうち1種以上を含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼を熱間圧延してコイルにする際、仕上熱延前に衝突圧2.0kgf/cm2以上の水でデスケールし、800〜950°Cの最終パス温度T1からT2までの平均冷却速度を80°C/sec以上とし、T2から250〜450°Cの巻取温度T3までの平均冷却速度を40°C/sec以下とする。ただしT2(°C)=673×C-37×Si+52×Mn-4284×S+442である。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.06〜0.13%,Si:0.5〜1.0%,Mn:2.1〜3.0%,P:0.030%以下,S:0.003%以下,Al:0.02〜0.06%,N:0.002〜0.006%,O:0.0030%以下であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を熱間圧延してコイルにする際、加熱後〜仕上熱延前の段階で少なくとも1回以上スラブまたは鋼板表面に衝突圧2.0kgf/cm2以上で水を吹き付けてデスケールを行い、最終パス温度T1が800〜950°Cの範囲のオーステナイト単相域となるように仕上熱延を行い、仕上熱延後〜巻取り前に、T1から下記(1)式で定義される温度T2までの平均冷却速度が80°C/sec以上となり、T2から巻取温度T3までの平均冷却速度が40°C/sec以下となり、かつT3が250〜450°Cの範囲となるように冷却制御を行うことを特徴とする材質均一性、穴拡げ性に優れた高強度熱延鋼板の製造方法。 T2(°C)=673×C-37×Si+52×Mn-4284×S+442 ・・・(1)
IPC (4件):
C21D 9/46
, B21B 3/00
, C22C 38/00 301
, C22C 38/06
FI (4件):
C21D 9/46 T
, B21B 3/00 A
, C22C 38/00 301 W
, C22C 38/06
Fターム (19件):
4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA06
, 4K037EA16
, 4K037EA18
, 4K037EA22
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EB05
, 4K037EB08
, 4K037EB09
, 4K037EB11
, 4K037FC03
, 4K037FC04
, 4K037FD00
, 4K037FD08
, 4K037FE01
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (9件)
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